インテリアのクォリティとは、通常は素材の質感や合わせ建て付け精度などを指します。 アコードは、もちろんそういった静的なクォリティを大切にしながら、動的なクォリティ、つまり走行時の高いホールド性や運転操作における動きやすさなど、ドライバーの動きに応えるインテリアの在り方を追求。 「見て、触って、使って感じる、機能性に満ちたインテリア」をテーマにトータルクォリティを目指しました。 「見る」では機能を集中させたセンターパネルや先進的で見やすい大径自発光メーターを採用。 「触る」ではドアのプルポケットやステアリングホイールなどのソフトマテリアル化にこだわり、「使う」ではドライビングポジションの最適化を中心に、操作性を重視したダイヤルやスイッチ類の大型化などを追求しています。 |
期待を超える満足を提供したい。 | ||
アコードは、デザインから走り、さらに細部の機能に至るまで、一貫したクォリティを大切にしています。 走りを感じるエクステリアデザインの情感を踏襲しながらインテリアが出迎え、シートに座れば走りの期待感をいっそう高める。 そして走り出せばエモーショナルな世界を広げる。そんなトータルな魅力です。 インテリアが目指したのは、ドアを開けた瞬間、キーをまわした瞬間、さらに操縦する瞬間に、乗る人の「期待を超える満足」を提供できるクォリティでした。 そこで見る、触る、使うといったあらゆる場面において、人間の感覚に訴えるデザインを追求しました。 |
先進性と広がり感を表現したセンターパネルと インパネまわり。 |
モジュール化によって機能とデザインを融合したセンターパネル。パネル全体に一体感を持たせ、スマートな見え方を実現しました。しかも、運転に集中できる環境とするために空調やオーディオを機能別に集中させ、ダイヤルやスイッチ類を大型化するとともにシンメトリックに配置。このセンターパネルを中心に左右に広がり感を強調した横基調のインパネデザインとしています。また、センターコンソールはインパネとの一体感とともに高質なイメージを持たせています。 |
本革巻ステアリングホイールを採用。 (24TL、24S、24T、20ELに標準装備) シフトブーツを全タイプに標準装備。 |
乗車時に迎えてくれる、 新開発の大径自発光メーター。 |
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最適・快適なドライビングポジションの設定。 |
最適なドライビングポジションを提供するために、ステアリングまわりとシートのポジションを徹底的に検証。走りの楽しさや疲労の軽減に貢献しています。 |
[ステアリングホイール起こし角の最適化とチルト&テレスコピック機構の採用] 従来モデルに対してステアリングホイールの位置を20mm高く、角度を4度起こして設置し、さらにステアリングコラムの位置をドライバーの中心になるようにしました。また、チルト機構に加え、前後方向に40mmスライド調節できるテレスコピック機構を全タイプに標準装備。シートポジションと合わせて最適なステアリングポジションの設定を可能にしています。 |
[サポート性能と疲労軽減を徹底追求したフロントシート] ドライビングポジションと同時にシート自体の性能も徹底的に追求しました。まず、クッション面のスプリングを後ろ下がりに設定するなど、シート奥に自然に引き込まれるような形状とし、腰全体をしっかりとホールドします。さらに、従来モデルに対し、シートバックを40mm高く、43mm幅広くし、それぞれのサイド部の硬度を最適に設定。足や背中があたる付近はやわらかく、その外側は硬くすることで座り心地とホールド性を両立しました。これらにより、体圧分布を広範囲かつ平均的に分散させ、長時間の運転でも疲労の少ないシートを実現しています。またランバーサポート(運転席)※には、フィット感のよさが定評のシュクラ社製のワイドレンジタイプを採用しています。 ※24TL、24S、24T、20ELに標準装備 |
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高精度・高質感が漂う徹底した合わせ建て付け品質。 |
各部材の隙間を最小化し、また段差をなくすフラッシュサーフェス化や縁幅の最小化など、細部にわたって合わせ建て付けの高精度を徹底。インテリア全体の質感をハイレベルなものにしています。 | |||||||||||||||
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上質感を演出するインテリアカラーと、 新素材を採用したシート表皮。 |
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