HONDA The Power of Dreams
HONDA The Power of Dreams
プレスインフォメーション
ACCORD
- 1997.09
ACTIVE SAFETY
その他のアクティブセーフティ:
ナビゲーションシステムを活用したふらつき運転検知機能を設定。
夜間の視認性を高めるディスチャージヘッドライトを採用。ABSを全車に標準装備。
ACCORD
TORNEO
ACCORD WAGON
安全運転の質を高める独自のシステム。
ナビゲーションシステムを利用した世界初の「ふらつき運転検知機能」。
より高度な安全技術の実用化をめざし、95年に発表した「ホンダASV
※
」。その技術のひとつとして、さらに研究・開発を進めてきた「ふらつき運転検知機能」を完成しました。重大な事故につながる居眠り運転などの注意力が散漫になる運転の要因を分析し、研究を重ねた結果、居眠り運転に至る前の集中力が低下したドライバーの多くに共通して、走行軌跡に微妙なふらつきのパターンがあることに着目。これを高精度なナビゲーション技術を応用して検知し、画面表示と警告音で警告する、ホンダ独自のシステムを実現しています。ドライバーの身体にセンサーをつけたり、カメラで目線を監視する必要のない、世界初の検知機能です。また、既存のナビゲーションセンサーを利用するため、低コストでの実現を可能としました。
(全車にメーカーオプション)
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ASV=Advanced Safety Vehicleとは、エレクトロニクス技術の応用によりクルマを高知能化し、その安全性を格段に高め、事故予防、被害軽減等に役立たせることを目的に、21世紀初頭に実用化することをめざし開発される試作車です。
ASVプロジェクトは、運輸省の提唱により自動車メーカー9社が参加してスタート。自動車メーカー各社は、技術テーマを20項目の先進安全技術のなかから自主的に選択し、研究するものです。
◆軌跡算出方法
■ふらつき運転判断アルゴリズム
ナビゲーションシステムのセンサーである、振動ジャイロセンサーと車速センサーの信号から走行中の軌跡を求め、その軌跡から中心基準線を予測し、横ずれ量を検出することで車両のふらつきを検知。ナビゲーションの画面表示と警告音でドライバーに知らせます。また、走行開始時点からドライバーの運転パターンをチェックし続けながら学習して警報条件を設定するため、個々のドライバーの癖による誤報を少なくするとともに、注意力の低下に対応した適切な警報を発することを可能にしています。
◆ふらつき運転検知機能システム作動図
夜間走行時の視認性を大幅に高めるディスチャージヘッドライト。
次世代のヘッドライトといわれるディスチャージライトを採用。ヘッドライトの性能を高め、強力な明るさで夜間運転時の安心感を高めています。
(アコード&トルネオ2.0L車、アコード・ワゴン全タイプ)
◆ディスチャージヘッドライトとハロゲンヘッドライトの配光比較図
■その他のアクティブセーフティ装備
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ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)
(全車に標準装備)
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トルク感応型ヘリカルLSD(リミテッドスリップデフ)
(アコード&トルネオSiR-T)
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ハイマウント・ストップランプ
(全車に標準装備)
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ABSやTCS、横すべり抑制は、あくまでもドライバーのブレーキ操作やアクセル操作を補助するシステムです。したがって、ABSやTCS、横すべり抑制がない車両と同様、コーナー等の手前では充分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
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ふらつき運転検知機能は、あくまでも車両の挙動を検知するもので、居眠り運転などそのものを検知するものではありません。
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