ACCORD - 1997.09

ACCORD/TORNEO/ACCORD Wagon
fact
ACCORD
安全性能


PASSIVE SAFETY


パッシブセーフティ:
衝突テストを繰り返し実施し、全方位衝突安全設計ボディを実現。
フロントシートベルトに衝突時の衝撃を緩和する新機構を採用。
両席SRSエアバッグを全車に標準装備。


ACCORD
TORNEO
ACCORD WAGON



世界最高水準の安全性を追求した、全方位衝突安全設計ボディ。
前面、後面、側面、オフセットなどあらゆる衝突を想定し、テストを繰り返し実施。ボディの剛性化とともに効果的な吸収構造を追求しています。前面、後面衝突には衝撃を吸収するクラッシャブルゾーンを設け、特に前面ではフロントサイドフレームにレーザーブランク接合材を採用することで各部の剛性を最適化し、エンジンルームの衝撃吸収効率を高めるなど、キャビンへの影響を考慮した吸収構造としています。また、側面に対しては今回特に性能向上に力を注ぎ、各ピラーやサイドシル、ルーフレール、そしてドアなどの各部を強化。単に基準値をクリアするためだけの対応ではなく、どこまで安全に造れるか、という自らに課した厳しい条件への追求に努めています。そして、その結果として、全方位衝突安全設計ボディを実現。たとえば98年からヨーロッパで実施される安全基準をはじめとする、世界各国の最新基準はもとより、将来まで見越した安全性能を確保しています。


オフセット衝突テスト
◆オフセット衝突テスト



◆全方位衝突安全設計ボディ

全方位衝突安全設計ボディ

◆新たに施した衝突性能向上化対策

新たに施した衝突性能向上化対策



衝突時のシートベルトの衝撃を緩和する、
新機構ロードリミッター付ダイレクトクランプELRシートベルト(フロント席)。
衝突の際にシートベルトをロックし、身体の飛び出しを抑えるダイレクトクランプELR(緊急ロック式巻き取り装置)。その時に身体にかかる過大な衝撃を緩和するのが、この機構の目的です。ロックされたシートベルトに過大な荷重がかかると、U字プレートが変形してクランプ(締め具)を解放し、ボビンとラッチプレートを結合するシャフトがねじれることで衝撃エネルギーを吸収します。
(全車に標準装備)


◆ロードリミッター付ダイレクトクランプELRシートベルト
ロードリミッター付ダイレクトクランプELRシートベルト


■その他、Newアコード&トルネオ、Newアコード・ワゴン
全タイプに標準装備したパッシブセーフティ装備

運転席用&助手席用SRSエアバッグシステム

ドアビーム/ドア内蔵衝撃吸収パッド

室内難燃材


SRS=Supplemental Restraint System[シートベルトを補助する乗員保護装置]

SRSエアバッグシステムは、横方向や後方向からの衝撃には作動しません。前方向からの、設定値以上の衝撃を感知した時のみ作動します。

SRSエアバッグシステムは、あくまでもシートベルトを着用することを前提として開発されたシステムです。くれぐれもシートベルトの正しい着用をお願いします。



ftr1ftr2ftr3ftr4ftr5ftr6ftr7