プレスインフォメーション

ASCOT, ACCORD, ACCORD INSPIRE, VIGOR - 1989.09

INTERIOR

快適性を追求した高効率な空調システム、
新開発の高性能オートエアコンディショナー。

上級小型車にふさわしい高品位な空調システムを完成させるために、ベンチレーションシステム、エアコンともに、まったく新しいシステムを開発しました。風量の左右均一化と大容量化、外気導入の効率化を図るベンチレーションシステムと、ON/OFFショックを低減し、かつ馬力ロス、燃費ロスの低減を実現した高性能オートエアコンディショナーを採用しました。
快適さをより高次元で追求し、さらに進化した空調システムです。

ベンチレーションフロー図

ブロア／ヒーター／エバポレーター一体型ユニットによる新空調システム。

ブロア、ヒーター、エバポレーターをコンパクトな縦置一体型としてダッシュ中央部に設置。これにより、風を入口から出口までストレートに流すことが可能となり、騒音の低減と風量の効果的確保を実現しました。さらにツインファンを採用し、ファンのコンパクト化を図るとともに、風量をアップ。ヒーター&クーラー性能を一段と高め、しかも優れたスペース効率を達成したホンダならではの設計です。さらに、リアヒーターダクト、外気を効果的に導入するラム圧ベンチレーションを設け、快適性を高めました。

新開発オートエアコンディショナーを全車に標準装備。

四季を通じ、つねに快適な室内環境を保つとともに、体に感じる不快なON／OFFショックをなくし、また加速性能をも犠牲にしない新世代のオートエアコンディショナーです。スイッチはAUTOと、MANUALの2つに分割。操作性を高めるとともにスッキリとしたインストルメントパネルを実現しました。

オートエアコンマニュアル操作部

作動中のON／OFFショックをなくし
馬力ロスを低減する高効率な可変容量コンプレッサーを新開発。

可変容量コンプレッサーは、コンプレッサー自身で容量の適正な制御を行う揺動斜板式7気筒の高効率コンプレッサーです。ON／OFFだけで温度をコントロールする固定容量タイプとは異なり、連続可変制御することで、通常はON／OFFショックをなくし、また、アイドリング時はストロークセンサーによりエンジンアイドル回転数をファインコントロール。これにより、体に感じるショックや耳障りな音を大幅に低減しました。また可変領域を広範囲にとることにより、加速時、高回転時の馬力ロスを低減するとともに、燃費の向上に貢献しています。

固定タイプコンプレッサーとの性能比較

■	リア3点式ELRシートベルト

3点式ELRシートベルトをリア左右席に採用。

■	センターアームレスト&アームレストスルー

リア・アームレスト・リッドを開ければ、後席はトランクに直結。

■	大容量トランクルーム

FFの利点を生かし、深さ、奥行きのあるトランクルームを実現。ショートデッキからの想像を超えた大容量435Lです。(VDA方式によるホンダ測定値)

リア3点式ELRシートベルト

センターアームレスト&アームレストスルー

大容量トランクルーム

■	充電機能付キーレスエントリー(キー一体型)

キーに充電式の超小型バッテリーを内蔵させ、走行中にイグニション・キーシリンダーから自動充電するメカニズムを採用しました。

■	快適性を追求したリア空間

ラウンドしたリアウインドウ、十分なヘッドクリアランスによって開放感あふれるリア空間を実現。
しかも、リアシート別体式ピロー、リアクォーターのソフトパッド、リア・インテリアランプなどの快適装備を採用しています。

■	フロント・アジャスタブルシートベルトアンカー

ドライバーの体型に応じて、シートベルトのポジションを調整することができます。

■	接着式ルームミラー&センターバイザー

ルームミラーをルーフへ固定するのでなくフロントウインドウの内側に接着。ルーフとミラーの間にあったステー部がなくなり、スッキリとした視界を確保。その部分にセンターバイザーを設けました。

■	ダイバーシティ方式FM受信システム

リア・ウインドウのプリントアンテナと、リア・ポールアンテナの2系統アンテナでもっとも受信状態のよい電波を瞬時に判別。電波障害の発生しやすい場所でもクリアなラジオ放送を楽しめます。

■	オーディオシステム

フルロジックコントロール付AM/FMハイパワーカセットデッキ&4スピーカーシステム。

充電機能付キーレスエントリー
(キー一体型)

接着式ルームミラー&
センターバイザー

快適性を追求したリア空間

ダイバーシティ方式FM受信システム

オーディオシステム

Photo:アコードインスパイアAX-i
●装備は車種・グレードによって異なります。

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