ASCOT, ACCORD, ACCORD INSPIRE, VIGOR
      - 1989.09
     
    
    
      
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 確かな運動性能を支える、高剛性なボディ。 走る、曲がる、止まる。クルマの基本性能を決定づけるのは、エンジンとサスペンションだけではありません。クルマのすべてのパーツやメカニズムはボディにマウントされ、走行中の応力は、ボディへと伝わります。いわば、ボディはクルマにとって骨格であり、十分なボディ剛性があってこそ、高性能なメカニズムが威力を発揮し、優れたドライブフィーリングを生むのです。 
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| 高剛性モノコックボディ(アコード) |  
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(旧モデル比)
|  | 部  位
 | 断面2次モーメント |  
| (1) | フロントルーフレール断面 | 40%UP
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| (2) | リアルーフレール断面 | 32%UP
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| (3) | フロントピラー断面 | 30%UP
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| (4) | サイドルーフレール断面 | 50%UP
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| (5) | サイドシル断面 | 25%UP
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| 視る、聴く、感じる。人間の感覚を中心にすえた五感剛性ボディ。 |  
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| NEWアコード/アスコットのボディは、視る、聴く、感じるといった、人間の感覚を中心にすえて設計。ボディとボディの合わせめを極力狭くし、一体感を高めたり、しっかりとした面の張りなど、視覚にうったえた高剛性。ドア、トランク、エンジンフードの閉まり感の向上や、キシミ、雑音の解消による、聴覚にうったえた高剛性。強靭さなどによる、低振動や、走行安定感など、感覚にうったえる高剛性など、各構成部の剛性を飛躍的に高めて、五感に心地よいボディを実現しています。 |  
|  室内音響敏感度解析
 |  |  部材別ボディ構造解析
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| クルマのあらゆる性能を深層から高める数々の入念な高剛性設計。 |  
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| 動力性能はもちろん、耐久性、走行安定性、さらに乗り心地や静粛性など、すべての性能の基本になるのがボディの強さです。NEWアコード/アスコットは、最新のコンピュータ解析技術を駆使し、各構成部の高強度化をはかったモノコックボディを設計、採用しました。さらに、各ピラーやサイドシル、ルーフなどの主要部材の断面構造の高剛性化、フロア構造の強化、剛性向上部材の大幅な使用により、曲げ剛性で30%アップ、ねじり剛性も20%アップ(それぞれ従来モデル比)と、高レベルの強度を達成しています。またホンダ独自の室内音響敏感度解析により、走行中の不快な振動やノイズに効果的に対処。運動性能と乗り心地を向上させ、快適な走行フィーリングを生みだしています。 |  
| 主要部材の断面形状の徹底追求で、高強度を実現。 |  
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| フレームボディ構造を徹底的に見直し、フロントピラー、センターピラー、フロント/リア/サイドルーフレールなど、モノコックボディを形成するほとんどの部材の断面形状を徹底追求。スリムなピラー、そして完全ボックス化としたルーフレール、大型サイドシルなど、見えるところは細く強く、見えないところは太く強くし、各部、軽量化を図りながらも、曲げ剛性、ねじり剛性を大幅にアップ、強靱な高剛性ボディを実現しています。 |  
| 各外板パネル部の厚板化。 |  
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| サイドアウターパネルやフロントフェンダーなど、ほとんどの外板パネル部を厚板化しました。各外板パネルの剛性をそれぞれアップさせることで、見た目にもしっかりとした高品位なボディに仕上げています。また、ルーフには、外板の内側にハニカムルーフライニングを採用(サンルーフ装着車を除く)。剛性をいっそう高めています。 |  
| シャシー取り付け部の高剛性化。 |  
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| サスペンションとの結合部、フロント/リアビーム、アッパーアーム、トレーリングアームなどの取り付け部の徹底した見直しをはかり、剛性を向上させています。サスペンション作動時のリニア感、ダイレクト感アップに大きく貢献しています |  |  
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