ASCOT, ACCORD, ACCORD INSPIRE, VIGOR - 1989.09

ASCOT/ACCORD/INSPIRE/VIGOR
ASCOT/ACCORD/INSPIRE/VIGOR
 
メカニズム/アコード&アスコット

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開放感と包まれ感の両立。
カラダだけではなく、心理まで開放する居住空間。


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イラスト:アコード・インテリアイメージスケッチ



豊かな曲面造形とクォリティ。
フルソフトラップラウンド・インテリア。
乗る人すべてをやわらかく包み込み、深い安らぎでもてなす優しさに満ちたデザイン。NEWアコード/アスコットの室内には、コクピットをはじめ、両サイドからリアスペース、ルーフまで、すべてに一体感のある自然な曲面が使用されています。そして、キャビンのどの位置にいても、空間の豊かな包容力を味わうことのできる人間中心の空間設計。上半身はグラスエリアをワイド化し、開放感をもたらしながら、ウエストラインより下は落ち着きと安心感を実現しました。また、空間のつながりと拡がりを同時に体感できる室内環境をつくりあげた、フルソフトラップラウンド・インテリア。色調、素材、製法などの統一が図られたインパネやドアライニング、シートだけでなく、すべてのパーツが徹底して連続感のあるフラッシュなインテリア感覚で貫かれました。例えば、埋め込み式としたサンバイザーやルームランプ、回転式グラブレール(サンルーフ装着車を除く)。さらにルーフライニングの縁からトリムをなくすなど、見えにくいところにもきめ細かい配慮が施されています。また、凹凸のきわめて少ないフラットフロアは、乗員の足もとにスッキリ感をもたらしています。


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Photo:アコード2.0Si 4WS装備車(フルオート・エアコン、サンルーフ装着車)
カットボディによる撮影



心理的な距離と数値的な距離を融合。
爽快な解放感とリラックス感を持つ居住性。
人間にとってもっともふさわしい移動空間のあり方を突きつめ、同時に、世界を基準にしたサイズで居住空間を創造しました。まず、120mmも延長したロングホイールベースと、ワイドトレッド設計が、ワールドカーにふさわしい広々としたキャビンを生み出しています。さらに、全高を35mmアップし、フラットなフロア形状としたことにより、室内高は20mmも拡大。前・後席ともに圧迫感のないゆとりあるヘッドクリアランスを獲得しています。また、従来モデルと比べフロントウインドウ底辺部を150mm前方に進めた結果、圧倒的に広い視界だけでなく、懐の深いフロント廻り、さらには良好な乗降性をも実現しました。一方で、前席と後席に座る人と人との距離感覚を追求。従来モデルより、人と人との間隔をさらに40mm離したことにより、前後ともゆったりとリラックスでき、しかも親密な対話が図れる、絶妙にバランスのとれた空間を誕生させました。NEWアコード/アスコットのキャビンには、人の心理さえも考慮された空間設計の思想が、その隅々にまで生かされているのです。


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■室内寸法 アコード2.0Si(単位mm)





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