ACCORD/VIGOR
FACT BOOK
ACCORD/VIGOR
アコード/ビガーのテクノロジー変遷
——— インテリア&ステアリング ———

1976(昭和51年)
明るく開放感のあるラップラウンドインストルメントパネル採用、ゆとりと調和のアダルト・カーとしてアコード1600ハッチバック誕生。
ステアリングはドライバーの意志に的確に応答するラック&ピニオン式。EXタイプに車速応動型パワーステアリングを採用。
1977(昭和52年)
後席の乗降に便利な前席助手側のウォークインシート採用。室内をカラーコーディネイトするなど上級車アコードEX-Lタイプを発売。
1978(昭和53年)
アコード1800ハッチバック/サルーン発売。サルーンに落ちつきある大型インストルメントパネルを採用。EX-Lにオートエアコンを標準装備。
サルーンEX-Lに、大型のスプリング式フロントシート、直射日光をやわらげるハーフシエードウインドウを装備。
1980(昭和55年)
前席にホールド性のよいバケットシートタイプを採用。
スポーティタイプのGXにルームライト、スポットライトを一体にしたルーフコンソールを装備。
1981(昭和56年)
アコードフルモデルチェンジ。同時にビガーシリーズ新発売。
日本で初めてステアリングホイールに操作スイッチを設置したクルーズコントロールスイッチを全車に装備。
世界初のマイルドフローベンチレーションを採用。
トーションバー内蔵の車速応動型バリアブルパワーステアリングを採用。
運転席と助手席とを分けた性格分けパーソナルシートを採用。
機能性にすぐれたリアスプリット(分割)シートを採用(ハッチバック)
1983(昭和58年)
車速応動型パワーステアリングを、サルーン系はマイルドに、ハッチバック系はよりダイレクト感のある設定。
ステアリングホイールやフロントシートなどをサルーン、ハッチバック用に専用設計、個性の明確化を図りました。
1985(昭和60年)
新機構〈クールベントシステム〉を設けたベンチレーション採用
(2.0Si、EXL-S、EX-S、EXL)。

インテリア
●1981(昭和56年)●
マイルドフローベンチレーション
マイルドフローベンチレーションのシステム図
マイルドフローベンチレーションのシステム図
〈リアヒーターダクトはサルーンに装備(ELを除く)〉
風を風と感じさせない、そよかぜ配風をもたらした空調システムが、世界初の〈マイルドフローベンチレーション〉システムです。
風量コントロール・スイッチを“MILD”に合わせると、空調に必要な十分な風量のままで、インパネ全面、横一線の吹き出し口から、極微風をマイルドに送風、自然でさわやかな新タイプの空調システムです。

●1985(昭和60年)●
人車一体のコックピット,広く明るい居住空間。
新機構〈クールベントシステム〉採用
の快適ベンチレーション。
居住空間
新型アコード/ビガー、
2.0Lクラス最大級の広さと快適な居住空間を実現
低いポジション、圧倒的なガラス面積による広い視界と明るさをもつ、人車一体のコックピット、高い質感と2.0L級最大クラスの広さをもつ快適な居住空間を実現しました。室内の快適性をさらに向上させる空調システムに新機構〈クールベントシステム〉を採用しました。
足下にヒーターを使用しながら、上は涼しい風を送る場合など、それぞれ別の通風路を使っており、より一層の頭寒足暖の効果が得られます。

ステアリング
●1976(昭和51)●
ラック&ピニオン式
車速応動型パワーステアリング機構図 車速応動型パワーステアリング機構図
車速応動型パワーステアリング機構図
ドライバーの意志に的確に応答するラック&ピニオン式ステアリングを採用。すぐれた動力性能と安定感のあるボディデザインとともに小気味良いレスポンスを発揮します。
車速応動型パワーステアリング
アコードは発売当初から、このクラスでは初めてのパワーステアリングを装備(EXタイプ)し、快適でゆとりある運転を望む人に応えてきました。
〈独自開発の車速応動型パワーステアリング〉
ホンダが独自に開発したユニークなもので、低速時には軽く、速度が増すにつれて適度な重さとなり、快適で安定した走行を可能にします。
ホンダ独自のこの機構は昭和52年度自動車技術会賞を受賞し、技術的にも高い評価を得ています。

●1981(昭和56年)●
トーションバー内蔵、車速応動型
バリアブルパワーステアリング
世界初のバリアブル機構をもつ車速応動型パワーステアリングです。
トーションバーを採用したバリアブル機構を設け、低速では、ハンドルの切れ味がクイックで一層シャープになり、しかも高速ではしっかりした安定性とすぐれた応答性を発揮します。
車庫入れや市街地走行が一層容易になりました。
ニュー(車速応動型バリアブル)パワーステアリングのシステム図
ニュー(車速応動型バリアブル)パワーステアリングのシステム図



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