ACCORD/VIGOR(MECHANISM)
- 1985.06
エンジン技術の極限に迫る、優れた吸・排気効率。
インテークマニホールド
2.0L DOHCエンジンには、慣性効果と脈動効果を充分に発揮させるディメンションをもつ等長インテークマニホールドを採用。
卓越した吸・排気効率を誇る16バルブDOHCの能力に充分に対応しうる吸入効率を発揮します。
また、1.8L DOHCエンジンのインテークマニホールドは、ポートをスクエア断面にすることで、
通常の円形(または楕円)よりも約30%も面積を拡大。吸入空気量を増し、4バルブ効果をいっそう引き出しています。
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Illustration=2.0Si |
4-2-1-2スーパーエキゾースト
最大限に高められたインテーク側の吸気効率に応えて、エキゾースト側も徹底して高効率が追求され、4-2-1-2エキゾーストシステムが採用されました。
これは、4本の排気ポートを、#1・#4と#2・#3の2本に集合。さらに1本に束ね、最後はマフラーで消音した後に再び2本にして拡散させるもの。
排気脈動効果を最大限に活用するシステムです。つまり、排気バルブが閉じたとき、ポート内に生じる圧力波と他のシリンダーの排気行程とを同調させ、
排気を効率的に行なうものです。新型アコード/ビガーのDOHCエンジンは、この排気脈動効果をフルに利用するために、排気ポートの太さや形状など、
膨大な組み合わせの中から、最適なセッティングを選択。極限に迫る排気能力を実現し、大幅なパワーアップを達成しています。また、そのエキゾーストノートも、
重量感のある爽快なDOHCサウンドを求めました。
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