ACCORD/VIGOR(MECHANISM) - 1985.06

ACCORD/VIGOR
FACT BOOK
ACCORD/VIGOR
DOHC3 PGM-FIとCVディアル・キャブ

DOHCに2つの個性をつくる、
PGM-FI&CVデュアル・キャブ。

2.0L HONDA DOHC+PGM-FI
2.0L HONDA DOHC+PGM-FI

デュアルCPU(中央演算処理装置)
エンジン制御システム。

エンジンの燃焼状態をコントロールするうえで最も重要なのが燃料噴射量と点火時期。 この2つの要素を高回転域まで、1/2回転ごとに、各気筒の制御を行なうには、 きわめてスピーディな演算処理が要求されるため、ひとつのCPUだけでは充分な制御を行なうことは困難です。 そこでホンダは、ふたつのCPUで制御を行なう、 世界初の8ビットデジタルコンピュータによる「デュアルCPUエンジン制御システム」を開発。 このシステムの特長は、電子燃料噴射システムPGM-FIと、新開発の電子点火時期コントロールシステムPGM-IGにより、 燃料噴射量と点火時期を別々に演算して、高回転域でのリアルタイム処理を可能としたこと。 しかも、両者間のデータを相互で通信することで、いっそう細かな最適制御が可能となりました。 これにより、エンジンはあらゆる状況下で、常に最高のパフォーマンスを発揮。優れた経済性も実現しています。
PGM-FI
デュアルCPUエンジン制御システム


デュアルCPUエンジン制御システム図



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