ACCORD/VIGOR(MECHANISM) - 1985.06

ACCORD/VIGOR
FACT BOOK
ACCORD/VIGOR
DOHC2 メカニズム

4バルブ内側支点スイングアーム方式
DOHCを市販車に搭載する場合に、最大のネックとなるのがスペースと重量の問題。 とくに、FF方式だと、シリンダーヘッドが大きければ、ホンダがめざす低ボンネット、超スラントノーズは不可能。
そこで、ホンダは小型・軽量化に有利なスイングアーム方式を採用したうえで、カムシャフトをバルブの内側にレイアウトする、 4バルブ内側支点スイングアーム方式を採用しました。これにより、ヘッドのコンパクト化を可能にすることができ、軽量化と優れたスペース効率を実現しています。

内側支点スイングアーム方式
1. 内側支点スイングアーム方式
ハイ・バルブリフトを可能とし、コンパクトでしかも高性能。シリンダーヘッド全体を小型・軽量にできます。
ダイレクト駆動方式
2. ダイレクト駆動方式
コンパクトにはできるものの、バルブリフトはあまり大きくすることはできません。
外側支点スイングアーム方式
3. 外側支点スイングアーム方式
内側支点と同様にハイ・バルブリフトが可能ですが、ヘッドが大型になってしまいます。



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