天窓から差し込む朝日が清々しい2日目の朝。コクーンを包むやわらかな光を感じられるのも、グランピング施設・GRAND CHARIOT 北斗七星 135°の魅力です。
身支度を整えたら、寝心地がよかったコクーンを後にし、テラス席に向かいます。
朝の澄み渡った空気を味わいながら席で待っていると、料理が運ばれてきました。
朝食は淡路産の新鮮食材を使用した「朝のお始め御膳」。採れたての野菜を使ったてんぷらや炭火焼きにした瀬戸内焼き魚、淡路だし巻き卵などが並びます。
丁寧に作られた料理は上品な仕上がりで、どれも格別の味わい。充実の朝食とともに優雅な朝を満喫します。
食事を終え、チェックアウトを済ませたら、兵庫県立淡路島公園ニジゲンノモリでお散歩。ここは淡路島の北部丘陵地に広がる約134ヘクタール(東京ドーム約28個分)ほどの広大な公園で、端から端まで歩くと、大人の男性の足で40分以上かかります。豊かな自然に恵まれており、わんこ連れに人気のスポットです。
また、わんこは入場できませんが、アニメ・漫画・ゲームなどの二次元コンテンツをコンセプトにしたテーマパーク「ニジゲンノモリ」があり、アトラクションなどを楽しむことができます。
宿泊したGRAND CHARIOT 北斗七星 135°はこの公園内の高台にあります。
どこまでも広がる野原を歩いていると、自然と気持ちが落ち着
いてきます。わんこもふかふかの芝生で、心地よさそうな様子。
思う存分、朝のお散歩を楽しんだら次の目的地へ出発します。
兵庫県淡路市楠本2425−2
0799-72-5377
入園自由(管理事務所は9:00~17:00)
定休日:なし
1,300
神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICから車で約5分
次に向かったのは、淡路島の伝統工芸的地場産業である瓦(かわら)作りを体験できる「安冨白土瓦・かわらや」です。工場に併設されたレストランでは、瓦の上で肉や野菜を焼く「かわら焼き」を楽しむことができます。
店内にはペット同伴専用スペースがあるため、わんこと一緒に入店可能です。
まずは瓦作りを体験。用意された淡路瓦粘土に、わんこの足型を押します。
次に、机の上のヘラを使って、自由に文字や絵を描いていきます。今回はわんこの名前と誕生日を記入。あとは職人さんに焼いてもらい、1カ月後の到着を楽しみに待ちます。
瓦作りを体験したら、ランチの時間です。このお店では鉄板の代わりに瓦を使用しており、瓦の下に敷かれた炭火の熱が瓦へとゆっくりと伝わるので、食材本来の旨味を引き出すことができます。
今回注文したのは、淡路名物・猪豚(ゴールデン・ボアポーク)と淡路産の野菜を熱々で食べる「かわら焼き」。きめ細かい食感と甘みのある脂肪は、淡路産の猪豚ならでは。臭みがなくあっさりとしているので、子どもから大人まで楽しむことができます。
いい匂いがするのか、
わんこも気になる様子
兵庫県南あわじ市松帆脇田105-2
0799-36-2303
11:00〜21:30
定休日:不定休
50台
神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原ICから車で約15分
ランチの後は、車で25分のところにある福良港へ。港から出航しているうずしおクルーズは、鳴門海峡のうずしおを間近で眺望できる淡路島を代表する観光スポットです。
早速チケットを購入して、レトロな外観が特徴の咸臨丸(かんりんまる)に乗船!
カートかケージに入れれば、わんこも乗船することができます。
出港して数分。船の外には大海原が広がっています。ぼんやり眺めていると、もう1隻の観潮船・日本丸が横切っていきました。
鳴門門橋に近づくにつれて、海面の動きが活発に……。
今回は残念ながら小ぶりなうずしおしか観測できませんでしたが、条件に恵まれると、船が吸い込まれそうなほどの大うずを見ることができます。
運に恵まれれば世界最大級のうずしおの観測も可能
(提供:うずしおクルーズ運営会社 ジョイポート南淡路)
帰りは船の上でゆっくりと。非日常の気分を存分に味わえた、1時間の航海でした。
兵庫県南あわじ市福良港 うずしおドームなないろ館
0799-52-0054
定休日:なし
300台
神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原ICから車で約20分
咸臨丸を降りて車で走ること約20分、南あわじドッグランに到着しました。
ここは知る人ぞ知る飛行犬発祥の地。飛行犬とは、空を飛んでいるように見えるわんこのことです。
約500坪の広大なドッグランは、屋外スタジオとしてわんこの撮影に利用されており、飛行犬撮影専用となっています(完全予約制)。
ここで13年間わんこたちを撮り続ける写真家の的場信幸さん
早速、撮影開始! 広々としたドッグランの端から端まで勢いよく駆け回るわんこを、的場さんがスポーツ用の望遠レンズで連写していきます。
撮影すること数十分。撮れた写真がこちら!
さすがは飛行犬の生みの親です。わんこがまるで空を飛んでいるかのような写真になっています。
かっこいい写真が撮れてわんこも誇らしげな様子です。1泊2日の淡路島旅行を締めくくる貴重な思い出になりました。
兵庫県南あわじ市伊加利1174
0799-39-1160(土日祝のみ)
定休日:不定休
15台
神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原ICから車で約15分
淡路島をめぐる1泊2日旅行はいかがでしたか?紹介したように、自然や食べ物に恵まれた淡路島には、わんこと楽しむことができるスポットが数多くあります。大自然に包まれながら、心も身体も落ち着かせて、のんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。