わんこ同士はみんな仲良し、とはいかないのは、人間の世界と一緒です。どうしても相性の合わないコはいるもの。でも、相手を「怖い！」と思ってしまうのは、ちょっと残念。せっかくドッグランなどにでかけても、ほかのわんこと楽しく遊べなくなってしまいますし、道でほかのわんこに会うたびにビクビクしていてはかわいそう。
ほかのわんこを怖がるのは、知らないわんこと初めて会ったときに怖い思いをしたコに多いようです。とくに、感受性の鋭い子犬のときの経験は影響力が大。そうした経験によって、すべてのわんこが怖くなるコ、ケンカしたなどのトラブルがあった特定の犬種（またはその犬種に似た姿形の犬種）がダメになるコなど、いくつかのパターンがあります。
わんこがよくない経験をしたとき、
飼い主さんも一緒に大騒ぎしたり落ち込んだりしないようにしましょう。
わんこがよくない経験をしたとき、
飼い主さんも一緒に大騒ぎしたり落ち込んだりしないようにしましょう。
なるべく明るい声で話しかけ、楽しい雰囲気を作ります。「こんなこと、たいしたことじゃないんだよ」という態度をわんこに見せてあげるのです。よくない経験をしても、その後楽しい経験をする機会をたっぷり与えてあげれば、よくない経験を克服することはできます。あきらめずに根気よく取り組みましょう。
性格のおだやかなわんこと触れ合う機会を作って、
少しずつ心を開かせることも効果的です
性格のおだやかなわんこと触れ合う機会を作って、
少しずつ心を開かせることも効果的です
- 最初は、そうしたわんこと怖がらない程度に距離を置いておやつを与えたり、おもちゃで別々に遊ばせたり、一緒に散歩に行ったりさせます。慣れてきたら少しずつ距離を縮めて、一緒におもちゃで遊べるようにしていきましょう。
-
この問題は、若いわんこのほうが改善されやすいので、
できるだけ早めに獣医師などの専門家に相談してみてください。
できるだけ早めに獣医師などの専門家に相談してみてください。
