身に着けておきたいDogマナー講座 身に着けておきたいDogマナー講座

manner vol.7
飛びつきをしない、上品なわんこは人に好かれます 飛びつきをしない、上品なわんこは人に好かれます

人間大好きなのはいいけれど、わんこにいきなり飛びつかれると、わんこが苦手な人は恐怖を感じてしまいます。また、わんこ好きな相手でも困ることがあります。雨の日に飛びつかれたらドロドロの足で洋服が汚れますし、子どもやお年寄りなら転倒させて思わぬケガをさせてしまう危険性もあるからです。わんこが飛びついたときに、飼い主さんがなだめようとなでたり声をかけたりすると、わんこは喜んで、ますますこの行動をしたがるようになりますので気をつけて。飛びつかれてから焦らないよう、早い時期から、人間には飛びつかないよう教えておきましょう。

STEP1

「おすわり」の合図を教える

  • まずはわんこに「おすわり」を教えておきます。わんこにとってよいことをする前におすわりをさせる習慣をつけておくと、自発的におすわりをするようになりますよ。

STEP2

人と挨拶する練習をする

人に飛びつかずに挨拶する練習をします。最初はわんこにリードをつけ、どこかにつなぐか、誰かに端を持っていてもらいます。

STEP3

飛びついたら背を向ける

離れた場所からわんこに近づき、わんこが飛びついたらその瞬間に背中を見せて遠ざかります。少し間を置いて、また近づきます。また飛びつこうとしたら背中を向ける。これを何度も繰り返します。

STEP4

飛びつかないときはほめる

偶然でも飛びつかなかったり自発的におすわりをしたら、すかさずほめておやつを与えます。その瞬間に飛びついてきたら、すぐに背を向けて離れます。この練習は、わんこが自発的におすわりすることを覚えるように、あえて「おすわり」の合図は出さないで行いましょう。
慣れるまでは…
この訓練ができるようになるまでは、リードでコントロールします。
外出先で会った人にわんこを触ってもらう場合、
リードを短い位置で足で踏み、飛びつけなくするのです。
このとき、相手には必ずわんこがおすわりしてから触ってもらうようにします。