2005年の10月22日・23日の2日間にわたり、NSX fiestaが開催されました。生産終了が発表された年の節目のfiestaということもあり205台350名という史上最高の参加者が集いました。「もしかしたら今年で最後…」と思われたオーナーさんも多かったようですが、ご心配なく。上原さんもディナーパーティで「NSX fiestaはこれからも続きます!」と宣言していました。
この年のfiestaは、プログラムにないNSX GTカー/ル・マンカーのデモランやプレゼントなどサプライズな企画が目白押しの楽しい2日間となりました。参加された皆さんは、いつもと変わりなく、しかしどこかじっくりとfiestaの雰囲気を楽しんでいました。主催する側も参加する側も一体となり、みんな長年NSXを中心に集まってきた仲間という和やかな空気が流れていました。最後は小雨が降るサプライズがありましたが、スタッフが振る「See you again」というフラッグに見守られたパレードランで名残惜しみながらも幕を閉じました。次回、2006年のfiestaに、ぜひ皆さんもご参加ください。

       

惜しくもチャンピオンを逃したSuper GTへ、NSXは2006年も雪辱に燃え参戦します。

Super GTの最初の年である2005年、途中でエンジンを変更してからNSX勢は徐々に戦闘力を高めました。ツインリンクもてぎでの第5戦では、RAYBRIG NSXとTAKATA童夢NSX が1-2フィニッシュで今季初勝利を飾りました。また、第7戦のオートポリスでは、ARTA NSXが優勝。この時点でARTA NSXは最終戦を前にポイントリーダーとなったのです。しかし、最終戦の鈴鹿では天候が荒れたこともあり、ARTA NSXは惜しくも12位。もう一歩のところでチャンピオン獲得を逃してしまいました。
2006年は、その雪辱を果たすべく、開催2年目となるSuper GTへNSXをベースに開発したマシンで参戦。オーナーの皆さまの夢を乗せて走ります。2006年も、NSX GTマシンを応援よろしくお願いします。

NSXが誕生するまで、その後の15年の歩みを、はじめて世に明かす開発者たちのエピソードを交えて。小説NSX制作中。

まず、Honda Webサイト内のNSXスペシャルページに掲載。追って冊子にまとめる予定です。掲載・冊子化のスケジュールは未定。NSXスペシャルページをぜひチェックしてください。

NSX fiestaだけじゃない。NSX Pressも発行を継続します。

NSXの誕生以来発行を続け、2006年、16年目の今号でvol.31を数えました。NSXオーナーの皆さまのための情報誌「NSX Press」は、今後もfiesta同様年1回のペースで発行を続ける予定です。
これからも、NSXを楽しむ皆さんへ、NSX周辺の情報をお届けします。

記念すべき15年の節目の年に開催されたNSX fiestaの集合写真。延々と続くオーナーのNSXの列の前に全員が集まりました。   サーキットでNSXの走りを楽しむのもfiestaの魅力。 時間たっぷりのフリー走行でスポーツドライビングを堪能できます。   開会式でのサプライズ、高橋氏がル・マンカー、伊藤氏が GTカーで迫力のエキゾーストノートを響かせ参加者の前に登場。  
     
アメリカのモータージャーナリスト、ジョン・ラム氏は、はじめて参加したfiestaで素晴らしきオーナーたちの存在に感動していました。   fiestaやオーナーズ・ミーティングで長年オーナーとともにNSXの活動を支えてきた黒澤元治氏。オーナーを乗せ、鈴鹿を走りました。   今回は、fiesta史上最高の205台350名が参加。 NSXオーナーの交流は15年間盛んになり続けています。  
     
1991年からオーナーズ・ミーティングを続けているため、 NSXオーナーのドライビングスキルは着実に高まっています。   海外からこのfiestaのために日本にやってきた参加者。 もう、アツアツのNSXファン、Hondaファンでした。   2005年の日本GP直前に竣工したVIPスイートがベースとなりました。ここからはサーキット全体が見わたせ、最高の眺めでした。  
     
30万キロの走行を表彰されたオーナーの大井氏には、カーボンとアルミでつくられたこの世でひとつしかない記念品が贈られました。   Super GTに参戦中のNSXに同乗された幸運なオーナー。 「予想より安定していて、乗りやすかったです」と語っていました。   欧州のNSXクラブ活動にも熱心な元スイスHonda社長のクロード・サージ氏も参加。NSXの走りを楽しんでいました。  
     
家族みんなでご参加という方々もたくさんいらっしゃいます。 たくさんのNSXが集まるお祭りをお子さんもエンジョイ!   ゲストが提供したグッズのプレゼント大会は、ディナーパーティの目玉のひとつ。定番となった感がある黒澤氏のレーシングスーツ。   fiesta名物のひとつである、ジムカーナレッスン。全日本チャンピオンの山野哲也氏がていねいに教え、めいっぱい走れます。  
     
ディナーパーティでは弦楽四重奏も楽しめました。優雅な音楽をバックに、オーナーは年に一度の語らいのひとときを楽しんでいました。   ご同伴の方にもお楽しみいただけるよう、 エステなどのオプション(有料)も用意されていました。   2日間ずっと一緒に行動するゲストと語らうのもfiestaの楽しみ。佐藤久実さん(右から2番目)も恒例のゲストです。  
         
エンディングのパレードラン。「See you again」のフラッグが最後の一台まであたたかく見守りました。本当にまた、2006年fiestaで。       ページ先頭へ戻る