それは、次代への進化 さらなるスポーツへと誘う、Fマチック

レブリミットまで攻め込める
先ほども述べたように、Fマチックは基本的に自動シフトアップはしない。だから、マニュアル同様、ぎりぎりまでエンジンを使いきることが可能。ただし、1速のみ頻繁にリミットに突入することを避けるために7000rpmで2速へアップする。
シフトは、指先でシフトスイッチを上に動かすとアップし、下げるとダウンするシーケンシャル機構。停車時は自動的に1速となり、わずらわしさわ避けている。
さらに今回、Fマチックを採用したこのAT車のみ、ギアレシオが変更となっている。それは、1〜3速が9%ロー、4速が4%ハイという変更内容。素早いロックアップと、タイムラグを短縮したセッティングと相まって、Fマチックのシフトフィールは、かなりの鋭さに仕上がっている。



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NSX Press vol.15は1995年3月発行です。