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上原氏photo タイトルコピー
NSXの開発は楽しい。エンジニアとして、ひとつのスポーツカーを
これほどじっくりと眺め、走らせながら開発できることはきわめて稀だからです。
わずかなスペックの変更でも、スタッフは納得するまで引かない。
めざす気持ちよさが得られるまで性能を突き詰めていきます。
それは、NSXをつくり上げた当初から変わらないポリシーでして
スペックでは語れない、実際にステアリングを握ってみて、走らせてみて
あるいは眺めてみて感じる性能を大切にしているからです。

ペダルを踏み込んだときのクルマの反応、コーナーに入ったときの初期の応答性
コーナリング中のバランスレスポンス、立ち上がりの気持ちよさ…。
スポーツカーのよろこび、気持ちよさ、心地よさといった
感覚性能を突き詰めて世の中に提供するのがNSXだと考えています。
そういうことを徹底してやろうとすると、じっくりとつくり上げたものに
じっくりと手を入れていくのがベストだと思うのです。

皆さんもご存知のように、今までNSXはさまざまな進化を遂げてきました。
10年をかけながら、トータルすると
フルモデルチェンジに近いハード進化だったと思 います。
その中で不変だったのがスタイリングで、いつかは手をつけたいと思っていたのは
確かです。そんな中で、空力の基礎研究を積み重ね、スタイリング進化の際はさらに
世界先端の空力性能を追求しようと狙っていたのです。やっとですよね。
お待たせしました…という気持ちとともに空力とスポーツカーと しての
魅力という点から新しいスタイリングをつくり上げることができました。
タイヤもフロントをロープロファイル化し、リアの幅を広げています。
ホイールもさらに削り込み、軽量化を実現しました。こうした微妙な進化も

鷹栖での走り込みを中心に膨大な時間を注ぎ込んで仕上げています。
空力性能の向上で、高速コーナーのスタビリティや加速のフィーリングが
よくなっ ただけでなく、ワインディングなどでの
操るよろこびもまた一段と高まったと思います。

また、デザイナーがこだわって、エクステリアとインテリアでより鮮やかな
カラーコーディネイトを楽しめるようになったのもスポーツカーとして
魅力的ではないでしょうか。特にカスタムカラーのロングビーチブルー・パールなど、
NSXを造る工場に何度もデザイナーが足を運び、こだわりの塗装材と塗り方で実現できた
こだわりのエクステリアカラーです。

エンジンphoto できることなら、見て、乗っていただきたいですね。
新しいスタイリングもなかなかいい感じです。
ぐんと迫力が増しました。新しいNSX。11年目の進化で、
ひとつの完成域に達したのでは…と感じています。
NSXを知り尽くした技術者が、心を込めて、
丹念につくり上げた一台のスポーツカーです。
どうかお楽しみください。
デザイン:早内 稔  
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Message from HondaYes, New NSXWe love NSX!
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