2006年10月発表 2008年8月終了モデル
この情報は2008年8月現在のものです。
SH-AWD(Super Handling All-Wheel-Drive)がもたらすものは、しなやかでフラットな乗り心地、路面状況に左右されないゆるぎない安定感と、軽快でリニアな旋回性。コーナリングの瞬間、あなたは、想像をはるかに超える感動的なまでのドライビングプレジャーに出会うだろう。 |
|
■写真は機能説明のための合成によるイメージです。 |
Hondaが、かねてから探究しつづけてきた「運転する愉しさ」を、感動的なまでに高める世界初の技術、それが、SH-AWD(Super Handling All-Wheel-Drive)です。操る意志がよどみなく伝わるダイレクト感、ワインディング走行時の高いライントレース性が生み出す爽快感、天候や路面の変化に左右されない安心感。これらをかなえるSH-AWDは、走行状況にあわせて、前後輪への駆動力配分を可変(前70:後30〜前30:後70)、さらに、後輪へ配分された駆動力を左右で可変(左100:右0〜左0:右100)することにより、四輪すべてに最適な駆動力を自在に配分します。また、後輪の回転数を前輪に対して増速する世界初の増速機構をリアドライブユニットに内蔵、旋回時の前後輪の軌跡の違いによらず常に駆動制御を可能とします。つまり、通常のAWDのように走行安定性を向上させるだけでなく、アンダーステアを軽減、また旋回性能を向上させ、例えば、旋回中にも安心してアクセルを操作できるといったドライビングが可能になります。高速クルーズでは、安定して揺るぎない上質な走りを提供し、ワインディングロードなどでは、イメージに限りなく忠実なドライビングを実現する。SH-AWDは、クルマの運動性能を飛躍的に高めるとともにドライバーに新しい走りの歓びをもたらす、これまでの概念を超えたシステムです。 |
|
[旋回走行時]旋回中、アクセルを踏み増しした場合に、狙ったラインよりも外側にふくらむアンダーステアや、アクセルオフ時に内側に切れ込むオーバーステアが発生する場合があります。SH-AWDは駆動力を旋回モーメントとして用いることで、アクセル操作による軌跡の変化を抑え、狙ったラインを維持しながらスムーズな旋回を実現します。 [直進走行時]直進時は主に駆動力の前後配分制御を行います。例えば急加速では、後輪への配分を増やして駆動性能を向上します。高速クルーズ時は後輪への配分を減らすことで、低燃費化にも貢献します。 [あらゆるシーンで]濡れた路面でも、その時の状況に瞬時に対応し、優れた旋回性、安定性を発揮します。さらに雪道での走行性能を高めるスノーモードを設定。あらゆるシーンでリニアな走りと安心感を生み出します。 |
※SH-AWDがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。 |
車両挙動安定化制御システム〈VSA〉(ビークル・スタビリティ・アシスト) |
|
[VSAの効果]SH-AWDが四輪の駆動力を利用してクルマの運動性能を向上する技術であるのに対し、VSAはブレーキなどを用いて車両の挙動が不安定にならないように制御する技術です。レジェンドでは、運動性能を最大限に発揮させながら安全性を確保するために専用のVSAセッティングを行っています。したがって、SH-AWDの効果を安心して発揮することができます。 [VSAの制御内容]ブレーキ時の車輪ロックを防ぐABS、加速時などの車輪空転を防ぐTCS(トラクションコントロールシステム)に、旋回時の横すべり抑制を加え、3つの機能をトータルにコントロール。さらに、DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)との協調制御、ブレーキ操作の個人差を判断して最適なアシストを実行する学習機能を持つ電子制御ブレーキアシストも採用し、より効果的な制御を実現します。 |
※VSAはあくまでドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがって、VSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。 |