2006年10月発表 2008年8月終了モデル
この情報は2008年8月現在のものです。

メカニズム/パワートレイン

レジェンド トップメカニズムパワートレイン

鼓動する。新次元のダイナミズム。

ハイパワー軽量コンパクト。V6 3.5L VTECエンジン

世界に先駆けるAWDシステムを搭載したかつてないスポーツセダンを。この志のもと、Hondaは軽量コンパクトかつハイパワー、そして先進のクリーン性能を兼ね備えたエンジンを創り上げました。低速域においても豊かなトルクを発揮するSOHCエンジンにHonda独創のVTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)をプラスし、全域トルクフルな走りを実現。骨格そのものを軽量コンパクト化しながら、221kW[300PS]、353N・m[36.0kg・m]というクラストップレベルの高性能を達成しています。同時に排出ガスにおいて国内で最も厳しい基準「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」というハードルもクリア。また、シリンダーヘッドカバーには、マグネシウムを採用し、さらなる軽量化を図りました。

走行イメージ

V6 3.5L VTECエンジン

進化を遂げた吸排気系

吸気システムは、6気筒を3気筒づつに分けて共鳴効果を高める共鳴バルブによって、低中回転域のトルク向上を実現。軽量化が図れるアルミダイカスト2ピース・インテークマニホールドは、表面がなめらかで抵抗が少ないので、高出力エンジンにとっては吸気効率の向上にも効果があります。一方、排気システムは、排出直後から2本に分かれるフルデュアルエキゾーストシステムを採用。フルデュアルにすることで、ハイパワーを可能にするとともに、排気音量の低減を実現します。さらに、可変流量サイレンサーは、低回転域では流量を少なくすることによって消音を優先し、高回転域では流量を多くすることによって出力を向上。ハイパワーと静粛性を両立しています。

最高出力(ネット値) 221kW[300PS]/6,200rpm
最大トルク(ネット値) 353N・m[36.0kg・m]/5,000rpm
10・15モード走行燃料消費率
(国土交通省審査値)
8.6km/L(メーカーオプション非装着車)

*燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。

●国土交通省「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定取得

アルミダイカスト2ピース・インテークマニホールド
■アルミダイカスト2ピース・インテークマニホールド

フルデュアルエキゾーストシステム
■フルデュアルエキゾーストシステム

可変流量サイレンサー

5速AT+Sマチック(パドルシフト採用)

なめらかな加速性能と低燃費化に貢献する5速オートマチック。ATセレクトレバーをMポジションに入れれば、Sマチックによりマニュアル感覚のシフトもできます。SマチックはATセレクトレバーに加え、ステアリングから手を放さずにシフトできるパドルシフトでも操作可能。パドルシフトは、MポジションだけでなくDポジションでも自在にパドル操作でき、状況を知能的に判断して通常の自動変速モードに自動復帰する先進のシステムです。さらにシフトは全段でホールド可能で、よりスポーティな走りを愉しめ、コーナリング時の不要なシフトアップなどを抑制する新シフトホールド制御もプラスしています。

*Mポジションでは自動復帰のないマニュアル操作が可能です。

5速AT+Sマチック(パドルシフト採用)

パドルシフト(右=シフトアップ)
パドルシフト(右=シフトアップ)

パドルシフト(左=シフトダウン)
パドルシフト(左=シフトダウン)

車速応動DBW<ドライブ・バイ・ワイヤ>

アクセルペダルの踏み込み量をセンサーで検知し、コンピューターが理想的なスロットル制御を行うDBW<ドライブ・バイ・ワイヤ>。レジェンドでは車速応動とし、プレステージカーとしてのスムーズな発進加速や高速域での力強い走りの両立を実現しています。

オルガン式アクセルペダル

アクセルペダルは、オルガンタイプを採用し、Hondaで初めてDBWセンサーを一体化しました。これによって、オルガンペダルとの相乗効果で、これまで以上に高品位な操作フィーリングを達成しました。

■新シフトホールド制御イメージ(コーナリング時)
新シフトホールド制御イメージ(コーナーリング時)