2006年10月発表 2008年8月終了モデル
この情報は2008年8月現在のものです。

メカニズム/HiDS

先進の快適性を所有することも歓びのひとつ。

HiDS Honda Intelligent Driver Support System

高速道路をクルージングするドライバーの緊張を緩和し、疲労を軽減するために、クルマができることはないだろうか。Hondaからの解答のひとつが、HiDSです。これは、近未来の自動運転技術の実現にもつながる高速道路運転支援システムの総称。レジェンドのプレステージカーとしての資質をいっそう高めています。

ミリ波レーダーイメージ

車速/車間制御機能〈IHCC〉【メーカーオプション:アドバンス HIパッケージ、アドバンスパッケージ】

前走車との車間距離を設定すると、フロントグリル内に設けたレーダーからの情報により、適切な加減速を行い、設定車速内で走行速度に応じた車間距離を保持。前走車がいない場合は通常のクルーズコントロール同様、設定した速度を保つ走りが可能です。

■車速/車間制御機能〈IHCC〉の基本制御パターン(概念図)
車速/車間制御機能〈IHCC〉の基本制御パターン(概念図)

定速制御 :

希望の車速に設定することにより、定速走行を開始。 

減速制御 :

自車線の前走車が設定車速より遅い場合、スロットルやブレーキの制御を行い減速。前走車の急ブレーキなどで減速しきれない場合は、警告音と表示でドライバーの操作(ブレーキ等)を促します。
追従制御 : 前走車の車速変化に合わせて、設定した車間になるよう追従。(車速の上限は設定車速まで) 
加速制御 : 自車線の前走車が車線変更した場合は、設定車速までゆるやかに加速し、定速走行に戻ります。

●レーダー検知範囲:車両前方100m以内 角度16度 ●作動車速:45km/h〜100km/h ●車間は3段階に設定可能

車線維持支援機能〈LKAS〉【メーカーオプション:アドバンス HIパッケージ】

LKASは、65km/h以上で走行中にフロントウインドウの上部内側に設けたC-MOSカメラによって左右の車線を捉え、EPS(電動パワーステアリング)の動きを適切にアシストします。直線路から半径230mまでのコーナーに対応するので、ほとんどの高速道路で使用可能。また、車線逸脱の危険性をドライバーに知らせる機能も採用しています。

*アドバンス HIパッケージ装着車は、EPSとなります。

※LKASは運転者のハンドル操作に代わるものではありません。ハンドルから手を放したまま走行し、ハンドル操作を怠ると作動しません。※規制速度を超えると、半径230m以上のコーナーでも作動しないことがあります。※道路状況、天候状況に加え、荷物の積載量やタイヤの空気圧など、車両状況によっても作動しないことがあります。

■車線維持支援機能〈LKAS〉作動イメージ

車線維持支援機能

[車線維持支援機能]
クルマが車線中央を走行するようにドライバー操作をアシスト。

車線逸脱警報機能

[車線逸脱警報機能]
車線逸脱の危険性をアラームで警告。

●車線維持範囲:直線および半径230m以上の曲線路/作動車速:65km/h〜100km/hかつ制限速度内の走行

レーダー
レーダー

HiDSセットスイッチ
HiDSセットスイッチ

車間距離設定/車幅維持制御OFFスイッチ
車間距離設定/車線維持制御OFFスイッチ

※HiDSは前方不注意の危険性を解消する装置ではありません。車間距離制御、車間接近警報、減速能力、車線維持支援、車線逸脱警報には限界があります。HiDSを過信せず、つねに前走車や周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。
※道路状況、天候状況によっては、使用できない場合があります。※ご使用の前に必ず取扱説明書をお読みください。