2010年8月発表 2012年9月終了モデル
この情報は2012年9月現在のものです。
風格あるボディと3.5Lエンジンのハイパワーを意のままに操るために低重心化を徹底して追求。フロントではエンジンを低くマウントし、さらに旋回時のエンジンの傾きを制御する技術を採用。また、リアにおいては薄型化した燃料タンクをシート下へ設置しています。プラットフォームの随所に施されたこれらの低重心化への取り組みにより、一体感溢れる旋回フィールと高い操縦安定性、そして優れた乗り心地を実現しています。
高速走行では安心感のある操作性、コーナリング時などでは確かな手応えを感じるダイレクトなハンドリング性能を発揮。またUターンや車庫入れ時などの低速走行では、ボディサイズを感じさせないきびきびとした取り回しが可能です。
フロントにジオメトリーを最適化したダブルウイッシュボーン・サスペンション、リアにはマルチリンクタイプのダブルウイッシュボーン・サスペンションを採用。ブレーキ時の姿勢変化の低減や、旋回時のタイヤ接地性の向上などをはかり、優れた乗り心地と高い操縦安定性を両立しています。
ホイールベースを拡大しつつ静剛性(ねじり剛性/曲げ剛性)の大幅な向上を実現するとともに、フロントにストラットタワーバーを採用するなど動剛性(フレーム前後端の上下/左右方向の変位特性)も向上。高張力鋼板を随所に使用した軽量化とあわせ、安定感と俊敏さを併せ持つ運動性能をもたらしています。
従来は路面側に出ていたフレームをボディの内側に配置。インナーフレーム構造のフラットなアンダーフロアとし優れた空力特性を実現。また、それにより部品点数の削減が可能となり、軽量化と燃費の向上にも貢献しています。