メカニズム/エンジン |
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最高出力* 184kW[250PS]/6,000rpm
最大トルク* 296N・m[30.2kg・m]/5,000rpm
使用燃料種類 無鉛レギュラーガソリン
10・15モード走行燃料消費率(国土交通省審査値)11.6km/L
燃料タンク容量 65L |
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*はネット値 |
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このクルマは、高速クルージング燃費を改善する新しい方法を知っている。それは、V6
3.0Lエンジンを3気筒1.5Lエンジン×2と考える新発想。 |

可変シリンダーシステム作動イメージ |
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コンフォートを損なうことなくクルージング燃費を向上させ、環境性能にも寄与する可変シリンダーシステム。 |
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V6 3.0L i-VTEC 可変シリンダーシステム
高速クルージング燃費を大きく改善する方法はないだろうか。クルマにとって永遠の課題ともいえるこのテーマに、インスパイアは画期的な回答をご用意しました。それは、Honda独創のVTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)に「可変シリンダーシステム」をプラスすることにより生まれた、V6
3.0L i-VTECエンジンです。V6 3.0Lエンジンを、いわば2基の1.5Lエンジンと考え、必要に応じて1基の運転を休止するという新発想のもと、エンジンへの負荷が比較的少ないクルージング時を中心とした状況下で、コンピュータが最適と判断した場合に、V字型に並んだ6つのシリンダーのうち片バンク3気筒のバルブ駆動を瞬時に停止。体感上は何の違和感もないままに、残る3気筒のみで走行を続けます。もちろん、ふたたびアクセルを踏み込むなど、状況の変化に応じて瞬時に6気筒状態へと復帰。排気量を切り換えることにより、インスパイアは上級サルーンにふさわしい胸のすくハイパワーと、環境への配慮とともに省エネルギーにつながる低燃費を、かつてなく高い次元で両立させることに成功しました。そのすぐれた低燃費により、全タイプ平成22年度燃費基準を5%以上上回る燃費性能を達成しています。 |
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10・15モード走行燃料消費率(国土交通省審査値)11.6km/L(全タイプ)
●国土交通省「★★★★低排出ガス車」認定取得 ●平成22年度燃費基準+5%達成車 |
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●可変シリンダーシステム作動イメージ(概念図) |
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[発進、加速時(6気筒運転)]発進時やクルージング状態からふたたび加速するときなどは、V6
3.0L i-VTECエンジンならではの豊かな低中速トルクで力強い動力性能が得られます。 |
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[高速巡航時(3気筒運転)]エンジン負荷が比較的少ない巡航時などで、コンピュータが最適と判断した場合、片バンク3気筒のバルブ駆動を休止。切り換えのショックやトルク変動もなく、快適なフィールで低燃費走行が可能です。 |
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「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定車表示マーク
平成17年排出ガス規制のNMHC、NOxについて規制値を75%以上下回る優秀な環境性能を達成した車両に与えられます。 |
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「平成22年度燃費基準+5%達成車」表示マーク
平成22年度燃費基準を5%以上上回るすぐれた燃費性能を達成した車両に与えられます。 |
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インスパイアは全タイプグリーン税制
(低燃費・低公害車の普及促進優遇税制)の対象となります。 |
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アクティブコントロールエンジンマウント
可変シリンダーシステムの採用にともない、3気筒走行時の快適性を高めるために開発された画期的なシステム「アクティブコントロールエンジンマウント」。理論的に6気筒走行時より悪化する3気筒走行時のエンジン振動入力をクランクパルスから予測し、エンジンとボディとの間に挿入されたエンジンマウントの振動吸収特性をアクティブにコントロールすることで、不快な振動をキャンセルします。DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)によるきめ細やかなスロットル制御や点火時期を最適化するコントロールなども相まって、きわめて短時間に行われる6気筒⇔3気筒切り換えは、わずかなショックやトルク変動等もなくナチュラルそのもの。走行中に可変シリンダーシステムの存在を意識することなく、快適なクルージングをお楽しみいただけます。 |
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アクティブノイズコントロール
3気筒走行時のノイズ面の対策としては「アクティブノイズコントロール」を採用しました。コントローラーがエンジン回転数をもとにして制御周波数を検出し、車載オーディオと連動してスピーカーから打ち消し音を出力することにより、気筒休止時のこもり音を効果的に低減。その後もコントローラーと一体になったマイクロホンとリアトレイに配置したマイクロホンにより状況を監視し適応フィルターを随時更新、静かで快適なキャビンを維持します。 |
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■アクティブノイズコントロール作動イメージ(概念図) |
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