2012年8月発表 2016年3月終了モデル
この情報は2016年3月現在のものです。

FIT EV

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フィット EVをご使用いただくための充電設備について

  • フィット EVをご使用いただくにあたって
  • Honda推奨工事仕様
  • 既設の電源回路をご利用される場合

フィット EV充電設備における推奨工事仕様

フィット EVのご使用にあたって必要な充電設備について、
Honda推奨工事仕様をご案内します。推奨工事仕様に基づいた適切な
工事をお願いします。本仕様は、電気工事に関する各種法規や
ガイドライン等に基づき作成しています。

戸建住宅における設備工事例注意:回路は、必ず専用回路※としてください。 10Aを超える電気製品は専用回路が必要です。フィット EV充電時の定格電流は15A(AC200V)なので、必ず専用回路にしてください。同じ回路に他の電気製品が接続されると、過電流によるブレーカーの遮断や、過熱・火災の原因となることがあります。※専用回路とは分電盤内のブレーカーから分岐配線することなく、ひとつの電気製品へ単独で配線された回路のことです。
1 電源 電源は、単相AC200Vでの充電を推奨します。

フィット EVの充電時間は、単相AC200Vで約6時間
単相AC100Vで約23時間ですので、単相AC200Vの方が
時間的にもコスト的にも効率的です。

※充電残量警告灯点灯から満充電まで。

■充電時間は気温やバッテリー残量、電源の状態などにより異なる場合があります。

2 分岐ブレーカー 専用回路の分岐ブレーカーは20A用漏電遮断器の高速・高感度型(0.1sec15mA)を推奨します。

充電中に万一、漏電が発生した場合、主幹ブレーカーより先に専用回路の分岐(漏電)ブレーカーが作動し、家屋全体が停電するリスクを低減します。また、高速・高感度型の漏電遮断器とすることで、万一の漏電発生時における人体への影響を最小限に抑えることができます。

3 配線 配線の太さは、30Aに対応した直径2.6mm以上を推奨します。

配線の太さには一定の基準があります。20A仕様の配線でも、フィット EV充電の対応は可能です。しかし、将来の充電容量アップに伴う配線変更工事費用を考慮すると、今回の工事で余裕をもった30Aに配線しておくことを推奨します。

4 手元スイッチ 専用コンセント設置時は、手元で電源の<入><切>ができるスイッチ(手元スイッチ)の取り付けを推奨します。

スイッチ操作で電力供給を遮断できるので、スイッチを切った状態で電源プラグの抜き差しを行うことができます。

5 コンセント コンセントは、専用コンセント(日本配線システム工業会規格 JWDS 0033 20A 250V)を推奨します。

頻繁な電源プラグの抜き差しに対する耐久性、安全性の面から専用コンセントを推奨します。
一般的なコンセントでは以下のような恐れがあります。

警告
◎ 抜き差し回数が多いことによるコンセントのゆるみが発生し、過熱・発火の原因となります。
◎ 充電ケーブルの重みで電源プラグがゆるみ、過熱・発火の原因となります。
◎ 充電ケーブルの重みで電源プラグが脱落し、充電が中断してしまう可能性があります。
  • ■本田技研工業株式会社およびHonda販売店は充電設備および当該設置工事について、いかなる責任も負うものではありません。
  • ■電気工事は有資格者(電気工事士)が電気設備に関する技術基準に従って行ってください。
  • ■電力会社とのご契約アンペアの変更が必要になる場合があります。
  • ■設置場所の既設配線状況により、追加工事が発生する場合があります。
  • ■本サイト以外の内容については、(一社)日本配線システム工業会技術資料JWD-T33「EV普通充電用電気設備の施工ガイドライン」を参照ください。

単相AC100Vでの充電

単相AC100V(12A)での充電も、 専用のコンセントの設置や専用回路とするなど、
単相AC200Vでの充電と同様の仕様を推奨します。

注意
本サイト記載項目および電気工事関連法規、その他ガイドラインに準じない設置工事を行った場合、過熱による発火、感電、漏電、頻繁なブレーカーダウン等のトラブルが発生する可能性がありますので、十分ご注意ください。
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