ネストール・ジロラミが今季3度目のポールポジションを獲得し、決勝でのランキングトップ獲得を狙います。ジロラミは予選10番手でフィニッシュし、一部リバースグリッドの決勝で、ベルギーとドイツに続くポールポジションスタートとなります。ランキングトップのライバルは決勝でジロラミより後方からのスタートになるので、ランキング争いでジロラミが有利です。
エステバン・グエリエリはQ2を6番手でフィニッシュし、Honda勢4人の中で予選最上位でした。昨シーズン、ランキング2位だったグエリエリは、レース1の予選では9番手を獲得しました。
アッティラ・タッシはQ1で11番手に入りQ2に進出しますが、Q2で接触しセッションを走り切ることができませんでした。タッシはレース2、レース3を12番手からスタートします。決勝は雨の予報があり、ポジションアップの可能性もあります。
ティアゴ・モンテイロはQ1で13番手となりQ2進出を逃しましたが、収穫のある一日となりました。
ネストール・ジロラミ(10番手)
「予選でのチームワークに満足しています。戦略が功を奏しスリップストリームを使うことができました。ポジションを上げることができました。Q2に進出することが重要でした。10番手でフィニッシュし、レース2でのポールポジションを獲得しました。大量ポイントが狙える位置ですし、ポイントリーダーよりも前方からのスタートなので、ランキングトップとの差を縮めたいです。明日は集中してレースに臨みます」
エステバン・グエリエリ(6番手)
「チームワークがうまくいきました。マシンのセッティングもうまくいっています。4台が協力してスリップストリームを使うことができました。いいタイムを出せて、Q2を6番手でフィニッシュしました。想定どおりの結果を出すことができました」
アッティラ・タッシ(12番手)
「望んだどおりの予選にはなりませんでした。最初のアタックではピットレーンで他のマシンに邪魔されましたし、チームメートを引っ張りました。しかし2回目のアタックには満足しています。Q2ではターン2で草を踏んでしまいオーバーステアになりました。ブレーキをかけると壁に接触しスピンしました。頑張ったんですが、レースにアクシデントは付き物です」
ティアゴ・モンテイロ(13番手)
「マシンのバランスがよく、ベストなセッティングに近づいていると感じています。Honda勢ではランキングで一番下なので、自分を犠牲にしてチームメートを引っ張りました。それでも、今週末の自己ベストを出せました。マシンはコーナーでは力強かったのですが、ストレートではライバルよりも0.4秒遅く挽回は難しかったです。わずかな差でQ2進出を逃したので悔しいです。しかし、チームに貢献できたのはよかったです」
順位 | No. | ドライバー | マシン | Q1 | Q2 | Q3 |
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1 | 17 | N.ベルトン | アウディ | 2'10.151 | 2'09.994 | 2'09.510 |
2 | 1 | G.タルクィーニ | ヒュンダイ | 2'10.751 | 2'09.985 | 2'09.793 |
3 | 88 | N.キャッツバーグ | ヒュンダイ | 2'10.612 | 2'09.586 | 2'09.881 |
4 | 31 | T.コルネル | アウディ | 2'10.877 | 2'10.229 | 2'09.939 |
5 | 16 | G.マグナス | アウディ | 2'10.626 | 2'09.860 | 2'10.274 |
6 | 86 | エステバン・グエリエリ | ![]() |
2'10.960 | 2'10.422 | |
10 | 29 | ネストール・ジロラミ | ![]() |
2'10.834 | 2'12.393 | |
12 | 9 | アッティラ・タッシ | ![]() |
2'11.439 | ||
13 | 18 | ティアゴ・モンテイロ | ![]() |
2'11.282 |