Round17トルコトルコ

MX2

2019年9月8日(日)・決勝

アフィヨンカラヒサール

第17戦 トルコ

ファランデレンが1ポイント差で表彰台を逃す

カルバン・ファランデレン(Team HRC)は、スウェーデンGPのレース2で優勝を飾った後、好感触を維持しながらトルコGPに赴きました。ファランデレンにとって、アフィヨン・モータースポーツセンターへの再訪は順調そのものでしたが、予選レースの最終ラップに周遅れに進路を阻まれたことが、少し悔やまれることでした。

決勝レース1では、7番手でスタートしたファランデレンでしたが、2周目に転倒を喫して9番手まで後退。しかしそこからの追い上げが凄まじく、16分すぎには6番手、27分には4番手までポジションを回復させました。そしてラスト4周にはマキシム・ルノー(ヤマハ)をかわし、ファランデレンが3位入賞を果たしました。

レース2では、スタート7番手からセカンドグループに躍進したファランデレンが、僅差のデッドヒートを展開しました。中盤は5番手までポジションを上げましたが、22分にコースアウトして6番手に戻ったファランデレン。最終的に6位でフィニッシュとなりました。

今大会の総合順位決定は非常に接戦となり、1位プラド(25+25=50)、2位ゲールツ(22+16=38)、3位ファン・デル・ムースダーク(16+20=36)、4位ルノー(18+18=36)、5位ヴィアーレ(13+22=35)、6位ファランデレン(20+15=35)…。表彰台に立つか否かを分けたのは1点差でした。

コメント

カルバン・ファランデレン(MX2 3位/6位 総合6位)
カルバン・ファランデレン 「シーズン序盤の3戦はポディアム登壇まであと少しというレースばかりでしたが、今日は正にそんな感触がよみがえってきました。こんなに最少得点で表彰台を逃すのは残念でなりませんが、それがレースの常というものです。土日とも好調でしたし、コースがクリアなときには最もスピードがあるライダーの1人であることを証明しました。ただパッシングを求められる局面で成功できなかったことが、表彰台を逃す一因になってしまいました。同じ失敗を繰り返さないように、中国GPでは集中してシーズンを好成績で締め括りたいと思います」

リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
161J.プラドKTM1734'20.136
2193J.ゲールツヤマハ17+21.779
310カルバン・ファランデレンHonda17+27.688
4959M.ルノーヤマハ17+30.059
539R.ファン・デル・ムースダーク カワサキ17+31.774
6172マシス・ボワラメHonda17+34.932
1443ミッチェル・エバンスHonda17+1'10.503
18101ザッカリー・ピションHonda17+1'25.933
2632ブレント・ファン・ドニンクHonda11+6Laps

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
161J.プラドKTM1734'09.237
228T.ヴィアーレKTM17+10.178
339R.ファン・デル・ムースダーク カワサキ17+11.960
4959M.ルノーヤマハ17+13.700
5193J.ゲールツヤマハ17+16.381
610カルバン・ファランデレンHonda17+22.481
943ミッチェル・エバンスHonda17+45.322
11172マシス・ボワラメHonda17+1'06.150
12101ザッカリー・ピションHonda17+1'06.235

ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
161J.プラドKTM787
219T.オルセンハスクバーナ592
3193J.ゲールツヤマハ505
428T.ヴィアーレKTM495
529H.ヤコービカワサキ442
6811A.ステリーカワサキ384
810カルバン・ファランデレンHonda359
9172マシス・ボワラメHonda303
1143ミッチェル・エバンスHonda271
1632ブレント・ファン・ドニンクHonda172
25101ザッカリー・ピションHonda90
37325デルヴィントル・アルファリジHonda19
46200フィリッポ・ゾンタHonda5

マニュファクチャラー

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1KTM829
2ハスクバーナ642
3ヤマハ627
4Honda568
5カワサキ545

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