Rd.11 オーストリアGP/レッドブル・リンク:2018年8月10日(金)
コンディション:ドライ
気温:25℃ 路面:31℃
2018年シーズンも後半戦を迎え、その初戦となる第11戦オーストリアGPがレッドブル・リンクで初日の走行を迎えました。Honda Team Asiaの鳥羽海渡は午前と午後の2回のフリープラクティスを終えて、1分37秒725で総合8番手でした。チームメートのタイ人ライダー、ナカリン・アティラプワパは1分38秒582の24番手で初日を締めくくりました。
午前のFP1は、鳥羽とアティラプワパはともに堅実な走り出しで、鳥羽が22番手、アティラプワパは27番手のタイムを記録しました。
午後の走行では、鳥羽が午前からラップタイムを1秒詰めて6番手。このセッションで大幅に順位を上げ、初日の総合順位では8番手になりました。アティラプワパは、FP1から0.5秒を更新し、総合では24番手でした。
明日のFP3は、現地時間午前9時(日本時間午後4時)にスタート。午後12時35分からは、40分間の予選が行われます。
鳥羽海渡(8番手 / 1'37.725 / +0.507)
「今日はFP1、FP2ともコンスタントに走ることができました。FP2の最後にはグループを待って、そこで自分がどれくらいのタイムを出せるかチェックしてみました。まずまずの走りができましたが、最後に少し前の選手に引っかかってしまったので、もっとタイムを出すことができると思います。マシンの状態もいいので、明日はミスせず、がんばって2列目グリッドを確保したいです」
ナカリン・アティラプワパ(24番手 / 1'38.582 / +1.364)
「午前から午後にかけて、ロング気味だったギアリングをショートにしたことで、だいぶ乗りやすくなりました。自分自身のライディングも少しずつよくなっています。最終ラップでは、目の前で転倒が発生し、転んだマシンに当たって僕も転倒してしまいました。ケガをせずに済んでよかったです。明日はもっとタイムを詰めていく自信があります」
青山博一 チーム監督
「海渡は午前から午後にかけて、順位、タイムとも大幅に詰めることができました。明日とあさってに向けて、この調子でミスなくしっかりと積み上げていってほしいです。ナカリンは今日一日で0.5秒のタイムアップを果たしましたが、トップとは1秒以上の差があるので、まだ詰めて行く余地はたくさんあります。セッションの最後には他選手の転倒に巻き込まれてしまいましたが、ケガをしなかったのはラッキーでした。明日はもっとがんばってくれるでしょう」