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Round12イギリスイギリスGP

MotoGP

2019.08.25(日)

シルバーストーン・サーキット

天候:晴れ
気温:31℃
コースコンディション:ドライ
観客:5万0.254人(3日間:11万4.607人)

第12戦 イギリスGP

マルケス悔しい2位も、チャンピオンシップで大きなリードを築く

第12戦イギリスGPは、4戦連続8回目のポールポジション(PP)から決勝に挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が今季7勝目に挑みましたが、最終ラップの攻防でアレックス・リンス(スズキ)に惜敗し、今季7勝目と5年ぶりのイギリスGP制覇を逃しました。

20周で行われた決勝レース。オープニングラップから首位に立ったマルケスはレースのほとんどをリードしましたが、最終ラップの最終コーナーでリンスの先行を許しました。その差、0.013秒。最終コーナーでフロントがスライド。転倒を避けるためにアクセルを戻さなければならず、悔しい2位となりました。前戦オーストリアGPも最終ラップの攻防で惜敗し、わずかの差で2位。2戦連続の2位に終わったことで、さすがに悔しさをにじませました。

しかし、チャンピオンシップでは、総合2位につけるアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)がスタート直後のアクシデントで転倒リタイアとなったことで、58点差を78点差としました。これでマルケスは、12戦を終えて、6勝を含む11回の表彰台を獲得。安定した速さと強さを存分に発揮し、4年連続6回目のタイトル獲得に向けて大きく前進しました。

ホームGPに闘志を燃やしたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、予選9番手からオープニングラップに6番手につけると、フランコ・モルビデリ(ヤマハ)、ジャック・ミラー(ドゥカティ)らとバトルを繰り広げました。終盤は7番手へとポジションを落としましたが、地元ファンの声援を受けて最後は6位でフィニッシュしました。予選ではPPを目指しましたが転倒を喫し、決勝ではタイヤのパフォーマンスをうまく引き出せず苦戦。シルバーストーンで3年ぶりの表彰台獲得は果たせませんでしたが、最後まで熱い走りを見せて地元ファンを喜ばせました。

4戦ぶりに復帰のホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)は、ハフィス・シャーリン(KTM)と13位争いを繰り広げて14位でフィニッシュ。復帰戦で2ポイントを獲得しました。今大会は体調が十分ではありませんでしたが、2分02秒台から03秒台のペースで着実にフィーリングを取り戻すことに成功し、貴重な2ポイントを獲得しました。

予選10番手から決勝に挑んだ中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、序盤、7台に膨れあがった8位争いの集団をリードしましたが、7周目の16コーナーでスリップダウン、再スタートを切りましたが17位でチェッカーを受けノーポイントに終わりました。

 

コメント

マルク・マルケス(MotoGP 2位)
マルク・マルケス「チャンピオンシップを考えたらうれしいリザルトですが、レースのほとんどをリードしながら、最後の最後に負けてしまったので、あまり喜べませんでした。シルバーストーンは、ずっとトップを走行することが難しいサーキットです。1周ゆっくり走ってリンスを前に出し、様子を見ましたが、彼も前を走りたがりませんでした。そのうちビニャーレスがうしろにいることが分かったので、プッシュすることにしました。目標はレースに勝つことではなく、チャンピオンシップでした。もしヤマハ勢が追いついてきていたら、結果はもっと悪かったと思います。最終ラップの最終コーナーは、フロントが流れそうになったのでアクセルを戻したら、リンスが前に出てしまいました。勝てなかったのは残念ですが、チャンピオンシップで総合2位との差が78ポイントになったことはうれしいです。でもドヴィツィオーゾが大きな転倒をしたので、ケガがないことを願っています。避けられない転倒だったしとても残念でした」

カル・クラッチロー(MotoGP 6位)
カル・クラッチロー「スタートではベストを尽くしプッシュしましたが、タイヤの状態が十分ではありませんでした。グリップが足りないことがすぐに分かり、ほかのライダーとバトルすることは不可能でした。ムジェロのレースとよく似ていました。トップから19秒も遅れてフィニッシュしたことは、僕もチームも受け入れがたいことです。私たちはベストを尽くしました。昨日まではいいペースもありました。今日のレース終盤より1.5秒速いペースで走行できていました。タイヤによって、うまくいったり、いかなかったりすることが不思議です。今日はグリップがよかったとしても優勝は難しかったと思いますが、もっといい結果は残せたと思います」

ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 14位)
ホルヘ・ロレンソ「今日は思ったよりうまく行きました。今大会は難しいレースになることがわかっていたし、トップとの差が1分以上になると思っていました。なぜなら、ウイークを通して、トップタイムから3秒遅れていたからです。そういう状態でしたが、1分以内の差でフィニッシュし、2ポイント獲得できたことはよかったです。タイヤをセーブすることについてたくさんのことを学ぶことができました。自分の体力を試すこともできたので満足しています。今は痛みがありますが、ミサノのテストに向けてもっとよくなると思います。そしてミサノのレースに向けてもっと体力を付けなければなりません」

中上貴晶(MotoGP 17位)
中上貴晶「スタートはよくて、序盤は想定内のペースでした。もっと早めに2分00秒台に入れたかったのですが、ポル(エスパルガロ)とバトルになり、2分00秒台に入れるのが1、2周遅れてしまいました。その後、ポルを抜いて00秒台に入れたのですが、その次周、16コーナーでスロットルを開けた途端、フロントが切れ込んでしまいました。転倒を回避しようと最後まで粘ったのですが、リアがスピンしてこらえられませんでした。ウイークを通して、フロントが切れ込む症状はなかったので、どうしてそうなったのかはわかりません。タイヤの選択は間違っていなかったと思うし、ちょっとプッシュしすぎたのかも知れません。今日は、ペース的には7位、8位でゴールできたと思うし、こういう結果に終わり本当に残念です。しかし、次のサンマリノGPに向けて今週はミサノでテストがあります。2日間しっかり走って、次のサンマリノGPに向けて準備をしたいです。がんばってくれたチーム、スタッフには本当に申し訳ない気持ちです」

MotoGP リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム/差
142A.リンススズキ40'12.799
293マルク・マルケスHonda+0.013
312M.ビニャーレスヤマハ+0.620
446V.ロッシヤマハ+11.439
521F.モルビデリヤマハ+13.109
635カル・クラッチローHonda+19.169
79D.ペトルッチドゥカティ+19.682
843J.ミラードゥカティ+20.318
944P.エスパルガロKTM+21.079
1029A.イアンノーネアプリリア+25.144
1163F.バニャイアドゥカティ+40.317
1250S.ギュントーリスズキ+45.478
1355H.シャーリン KTM+54.783
1499ホルヘ・ロレンソHonda+56.651
1517K.アブラハムドゥカティ+1'29.282
1653T.ラバトドゥカティ+1'31.716
1730中上貴晶Honda+1'40.420
RT41A.エスパルガロアプリリア+1Lap
RT88M.オリベイラKTM+12Laps
RT5J.ザルコKTM+12Laps
RT20F.クアルタラロヤマハ-
RT4A.ドヴィツィオーゾドゥカティ-

MotoGP ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
193マルク・マルケスHonda250
24A.ドヴィツィオーゾドゥカティ172
342A.リンススズキ149
49D.ペトルッチドゥカティ145
512M.ビニャーレスヤマハ118
646V.ロッシヤマハ116
743J.ミラードゥカティ94
820F.クアルタラロヤマハ92
935カル・クラッチローHonda88
1021F.モルビデリヤマハ69
1144P.エスパルガロKTM68
1230中上貴晶Honda62
1336J.ミルスズキ39
1441A.エスパルガロアプリリア33
1563F.バニャイアドゥカティ29
1629A.イアンノーネアプリリア27
1788M.オリベイラKTM26
185J.ザルコKTM22
1999ホルヘ・ロレンソHonda21
206ステファン・ブラドルHonda16
2153T.ラバトドゥカティ14
2251M.ピッロドゥカティ9
2350S.ギュントーリスズキ7
2455H.シャーリン KTM6
2517K.アブラハムドゥカティ5
2638B.スミスアプリリア0

コンストラクター

順位 コンストラクター 総合ポイント
1Honda256
2ドゥカティ211
3ヤマハ195
4スズキ166
5KTM76
6アプリリア53

チーム

順位 チーム 総合ポイント
1Ducati Team317
2Repsol Honda Team281
3 Monster Energy Yamaha MotoGP234
4Team SUZUKI ECSTAR192
5Petronas Yamaha SRT161
6LCR Honda150
7Pramac Racing123
8Red Bull KTM Factory Racing90
9Aprilia Racing Team Gresini60
10Red Bull KTM Tech 332
11Reale Avintia Racing19

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