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Round13サンマリノサンマリノGP

MotoGP 決勝

2018年9月9日(日)

会場:ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ

天候:晴れ

気温:27℃

コースコンディション:ドライ

観客:9万6,758人(3日間:15万9,120人)

マルケス2位でタイトル獲得にまた一歩前進。クラッチロー3位で今季2回目の表彰台獲得

終日、青空が広がったサンマリノGP決勝は、2列目予選5番手から決勝に挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、好スタートからトップグループに加わり、2位でフィニッシュしました。オープニングラップに4番手へとポジションを上げたマルケスは、2周目に3番手に浮上すると、前を走るアンドレア・ドヴィツィオーゾ、ホルヘ・ロレンソのドゥカティ勢とトップグループを形成しました。

その後も、ドゥカティ勢の2人とマルケスは、気温27℃、路面温度41℃というレースウイークを通じてもっともタイヤに厳しいコンディションの中で1分33秒台のハイペースでラップを刻み、4番手以下にリードを広げます。その後、ドヴィツィオーゾが徐々にリードを広げ、その後方でマルケスは、ロレンソとし烈な2番手争いを繰り広げました。14周目から18周目まではマルケス。その後、ロレンソに先行を許しますが、ラスト2周となった26周目にロレンソが転倒したことでマルケスが2位でフィニッシュしました。ロレンソを厳しく追撃したマルケスは、24周目にファステストラップを刻むなど、プレッシャーをかけた走りが2位というリザルトを引き寄せました。

この結果、今大会優勝のドヴィツィオーゾが総合2位に浮上しましたが、その差は67点。今大会7位で総合3位にダウンしたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)との差は59点から70点へ。今大会転倒リタイアに終わったロレンソとは91点差となり、3年連続5回目のタイトル獲得に向けて、また一歩前進しました。

フリー走行、予選で転倒を喫したカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が、予選6番手から粘り強い走りを見せて3位表彰台に立ちました。予選6番手から決勝に挑んだクラッチローは、オープニングラップは7番手でしたが、3周目にジャック・ミラー(ドゥカティ)を抜いて6番手へ。5周目にマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)をかわし5番手へ。9周目にアレックス・リンス(スズキ)を抜いて4番手に浮上すると、トップグループの3台を視野に着実にラップを重ね、ラスト2周でロレンソが転倒したことで3位に浮上、27周のレースを走り切りました。チームのホームグランプリでの表彰台にスタッフも大喜びとなりました。

その後方では予選11番手から好スタートを切り、ビニャーレス、ロッシ、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)らとグループを結成、接近戦を繰り広げたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が6位でフィニッシュ。今季2回目のQ2進出を果たし、12番グリッドから決勝に挑んだフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が12位でチェッカーを受けました。これでモルビデリは、今大会ノーポイントに終わったハフィズ・シャーリン(ヤマハ)を抜いて総合17位から16位へ。ルーキー勢トップに浮上しました。中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、予選19番手から追い上げて2大会連続でポイント獲得となる13位でフィニッシュしました。

初ポイント獲得に気合を入れたトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は22位。予選18番手からポイント獲得圏内を走ったステファン・ブラドル(HRC Honda Team)は17番手を走行していた18周目に転倒リタイアとなりました。

コメント

マルク・マルケス(MotoGP 2位)
マルク・マルケス「このサーキットではドゥカティがとても速いことはわかっていました。実際にそうだったので、今回の表彰台はとてもうれしいです。彼らはここで事前テストを行っていますが、僕たちは行っていません。でも一生懸命戦いました。そして接戦となりました。いいスタートを切ることができました。タイヤが温まるまで少し時間がかかりましたが、フロントとのギャップを縮めました。ドヴィ(アンドレア・ドヴィツィオーゾ)が今日はとても強いことが分かったので、2位を目標にしました。ホルヘも僕より速く、3番手に下がってからは、最終ラップにアタックできるかどうかを見極めるためにプッシュし続けました。彼が転倒したことで最終ラップのアタックを待たずに2位を確実にしました。チャンピオンシップで67ポイントのアドバンテージとなりました。これはとても大事なことです。うれしいです。マシンは快適です。次戦はとても好きなアラゴンです。準備は整っています」

カル・クラッチロー(MotoGP 3位)
カル・クラッチロー「チームは今週末最高の仕事をしてくれました。今回は彼らにとって、とても重要なラウンドでした。僕にとって重要なレースだったイギリスでレースができなかったので、今回にすべてを注ぎました。ベストを尽くしました。ロレンソが最後に転倒したことは僕たちにとってラッキーなことでした。とは言っても、僕たちはいい仕事をしました。チームのことを誇りに思います。これでいい形でアラゴンに向かうことができます。マーベリック・ビニャーレスとアレックス・リンスの後ろでタイムをロスしたことで、マルク(マルケス)やホルヘ(ロレンソ)に追いつけなくなってしまいました。全体的にはとても満足しています。いい形で残りのシーズンに向かうことができます」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 6位)
ダニ・ペドロサ「今日の6位は今週末ベストを尽くした結果です。ポジティブな部分を持ち帰らなければなりません。もちろん今日の結果は十分ではなく、目標には遠いです。マーベリックについていってリンスに近付けるようにがんばりましたが届きませんでした。トップグループのペースにもっと近付けるようにマシンのセットアップに取り組む必要があります」

フランコ・モルビデリ(MotoGP 12位)
「12位でフィニッシュしました。ホームレースでポイントを獲得することができました。トップ10をキープするためにかなりリスクを負いました。ブレーキングでかなりプッシュしましたが、数周で問題が出て、いつものようなブレーキをかけることができず、ペースを落とさなければなりませんでした。また、加速でもタイムをロスしていました」

中上貴晶(MotoGP 13位)
中上貴晶「今日は長く厳しいレースでしたが、13位でフィニッシュし、ポイントを獲得することができました。土曜日のフリー走行と予選は、セットアップがうまくいかず厳しい一日になりましたが、今日はかなりよくなりました。タイヤもフロントにハード、リアにミディアムで、いい選択だったと思います。スタートも決まり、その後もプッシュし続け、最後までミスすることなく安定したラップタイムで走り切ることができました。わずか3点とはいえ貴重なポイント獲得となりました。次のアラゴンもこの調子でがんばります」

トーマス・ルティ(MotoGP 22位)
「厳しいレースになりました。レースウイークを通してコーナリングに苦戦しました。ウォームアップのあと、レースに向けて大きくセットアップを変えてみましたが、思っていたほどうまく機能しませんでした。完走することは簡単ではありませんでした。プッシュすることもできませんでした。いまは次のアラゴンのレースに向けて気持ちを切り替えています。そしてもっとマシンに自信がつくようにしなければなりません」

ステファン・ブラドル(MotoGP リタイア)
ステファン・ブラドル「今日はリアにハードタイヤを選びました。そのため快適に走れるようになるまで序盤は少し慎重になりました。もちろんレース終盤にアドバンテージを得られるようにという戦略でした。残念ながら数周したらフロントから振動が出て、転倒してしまいました。何が起きたのかわかりません。ミシュランとデータを検証して、問題を話し合いたいです」

MotoGP リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム/差
14A.ドヴィツィオーゾドゥカティ42'05.426
293マルク・マルケスHonda+2.822
335カル・クラッチローHonda+7.269
442A.リンススズキ+14.687
525M.ビニャーレスヤマハ+16.016
626ダニ・ペドロサHonda+17.408
746V.ロッシヤマハ+19.086
829A.イアンノーネスズキ+21.804
919A.バウティスタドゥカティ+23.919
105J.ザルコヤマハ+27.559
119D.ペトルッチドゥカティ+30.698
1221フランコ・モルビデリHonda+32.941
1330中上貴晶Honda+33.461
1441A.エスパルガロアプリリア+35.686
1551M.ピッロドゥカティ+35.812
1638B.スミスKTM+46.500
1799J.ロレンソドゥカティ+46.614
1843J.ミラードゥカティ+50.593
1955H.シャーリン ヤマハ+55.168
2017K.アブラハムドゥカティ+1'02.255
2145S.レディングアプリリア+1'09.475
2212トーマス・ルティHonda+1'12.608
2323C.ポンソンドゥカティ+1Lap
RT6ステファン・ブラドルHonda+10Laps
RT44P.エスパルガロKTM+10Laps
RT10X.シメオンドゥカティ+25Laps

MotoGP ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
193マルク・マルケスHonda221
24A.ドヴィツィオーゾドゥカティ154
346V.ロッシヤマハ151
499J.ロレンソドゥカティ130
525M.ビニャーレスヤマハ124
635カル・クラッチローHonda119
75J.ザルコヤマハ110
89D.ペトルッチドゥカティ110
929A.イアンノーネスズキ92
1042A.リンススズキ79
1126ダニ・ペドロサHonda76
1219A.バウティスタドゥカティ64
1343J.ミラードゥカティ61
1453T.ラバトドゥカティ35
1544P.エスパルガロKTM32
1621フランコ・モルビデリHonda26
1755H.シャーリン ヤマハ24
1841A.エスパルガロアプリリア19
1938B.スミスKTM15
2030中上貴晶Honda14
2145S.レディングアプリリア12
2236M.カリオKTM6
2317K.アブラハムドゥカティ4
2451M.ピッロドゥカティ1
2512トーマス・ルティHonda0
266ステファン・ブラドルHonda0
2710X.シメオンドゥカティ0
2850S.ギュントーリスズキ0

コンストラクター

順位 コンストラクター 総合ポイント
1Honda256
2ドゥカティ233
3ヤマハ194
4スズキ131
5KTM41
6アプリリア29

チーム

順位 チーム 総合ポイント
1Repsol Honda Team297
2Ducati Team284
3Movistar Yamaha MotoGP275
4Team SUZUKI ECSTAR171
5Alma Pramac Racing171
6Monster Yamaha Tech 3134
7LCR Honda133
8Ángel Nieto Team68
9Red Bull KTM Factory Racing47
10Reale Avintia Racing35
11Aprilia Racing Team Gresini31
12Estrella Galicia 0,0 Marc VDS26

ランキング詳細

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