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Round07カタルニアカタルニアGP

MotoGP 予選

2018年6月16日(土)

会場:バルセロナ・カタルニア・サーキット

天候:晴れ

気温:28℃

コースコンディション:ドライ

マルケス2番手。今季3度目のフロントローを獲得する

カタルニアGPの予選は、前日に続き最高気温が28℃を記録、強い日差しのため、路面温度は48℃まで上昇しました。タイヤにとっては厳しいコンディションとなりましたが、総合首位でホームグランプリを迎えたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が2番手タイムをマークし、2戦ぶり今季3度目のフロントローを獲得しました。

前戦イタリアGPに続き、暑さの中でタイヤと路面のマッチングに選手たちは苦戦。前後ソフトを選択する選手が多い中で、マルケスはフロントにハードを選択して1回目のアタックを行い、2回目のアタックはフロントにミディアムを装着して首位に浮上しました。これで今季2度目のポールポジション(PP)に王手をかけましたが、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)にわずか0.066秒の先行を許し2番手でした。

今大会、マルケスは金曜日のフリー走行で転倒、土曜日のフリー走行でも転倒を喫し、フリー走行の総合では12番手でした。そのため今季初めてQ1からの予選となりましたが、Q1でトップタイムをマークすると、Q2でもドゥカティ勢を相手にし烈なPP争いを繰り広げて観客席を沸かせました。PPこそ獲得できませんでしたが、地元ファンの大きな声援の中、決勝では今季4勝目に挑みます。

初日6番手のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、午前中のFP3で5番手につけてダイレクトでQ2進出を果たしました。そして迎えたQ2では、マルケス同様、フロントにミディアム、リアにソフトを選択してアタックしましたが、痛恨の転倒を喫し10番手。4列目から追い上げのレースに挑むことになりました。

初日9番手のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、2日目のフリー走行でも9番手をキープしてQ2進出を果たします。迎えたQ2では、マルケス、クラッチローと同じタイヤ選択でアタックしますが、思うようにタイムを短縮できず11番手。決勝では追い上げのレースに挑みます。

フリー総合16番手からQ1で2番手に浮上し、初めてQ2進出を果たした中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、今季ベストグリッドから決勝に挑みます。中上はQ1で2本の新品タイヤを使いQ2進出を果たしました。そのためQ2では新品タイヤが1セットしか使えず、最下位の12番手でしたが、初めてQ2進出を果たし、高いモチベーションで決勝に挑みます。

初日2度の転倒を喫し、土曜日のFP3でも転倒を喫したフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、苦戦の中で着実にタイムを短縮しますが18番手グリッド。チームメートのトーマス・ルティは24番手となり、決勝では、共に追い上げのレースに挑みます。

コメント

マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
マルク・マルケス「素晴らしい予選セッションでした。ここでフロントローを獲得するのはとても重要なことです。なぜならホルヘ(ロレンソ)もドヴィ(アンドレア・ドヴィツィオーゾ)もここではとても速いからです。彼らとの差はまだ縮められると思います。それだけにフロントローを獲得できてうれしいです。今日は少し複雑な日でした。午前中のフリー走行でプッシュしているときに転倒してしまい、Q1からの予選になりました。いずれにしても、とても速く走れることが分かったので自信はあります。また、FP4では最後のダウンヒルコーナーで転倒しそうになりましたが、なんとか持ちこたえました。バンプに接触したことでフロントが流れ始めました。『Q1とQ2で2台のマシンが必要になる。お願いだから転倒しないで』とメカニックに言われていたので、膝と肘、そして体全体を使ってなんとかセーブしようとがんばりました。恐らく自分のキャリアの中で最高のセーブの一つだったと思います。ファンにとっても絶対におもしろかったと思います。明日はこれを繰り返さないようにがんばります」

カル・クラッチロー(MotoGP 10番手)
カル・クラッチロー「今日は厳しい予選でした。そして残念な結果でした。しかし、LCR Honda CASTROLはいい仕事をしてくれました。自分のペースも悪くはなかったし、決勝に向けて自信はあります。ただ予選で転倒してしまったことがとても残念でした。でも、今日はポジティブな部分だけを考えるようにしたいです。明日はいい結果が出せると思っていますが、そのためには、いいスタートを切ってリードするライダーたちと一緒に逃げきれるように集中しなければなりません」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 11番手)
ダニ・ペドロサ「今日は残念ながら速いラップタイムを刻むことができませんでした。特にコーナリングしているときは、あまり自信がありませんでした。思ったようにプッシュできません。そのため後方グリッドからのスタートとなりました。本当に残念です。明日の決勝は、戦略を変えなければなりません。とにかく集中力を維持して、正しいタイヤ選択をして、いいスタートを切りたいです」

中上貴晶(MotoGP 12番手)
中上貴晶「今日はフリー走行が終わったときにQ2にいける自信がありました。しかし、マルク(マルケス)がQ1から走ることになり、これで枠がひとつなくなり、残りひとつを巡る厳しい戦いでした。Q1ではマルクに続いて2番手でした。手強いライバルが大勢いる中で、やっとQ2にいけました。とてもうれしいです。明日のグリッドは、すぐ近くにカル(クラッチロー)とダニ(ペドロサ)がいるので、自分にとってはすごくいいチャンスだと思います。明日はさらに暑くなりそうで、タイヤに厳しいレースになるのは間違いありません。しっかりタイヤのパフォーマンスをキープし、自分の持てる力を100%発揮してベストリザルトを残したいです」

フランコ・モルビデリ(MotoGP 18番手)
フランコ・モルビデリ「今日は昨日よりかなりいい一日になりました。マシンの感触はよくなりましたが、グリップの問題は依然として解消していません。いくつかのアイディアがあるので、ウォームップに向けてこの問題を解決できるようにがんばります」

トーマス・ルティ(MotoGP 24番手)
トーマス・ルティ「今日はもっと前進できると思っていたのですが、そうはなりませんでした。また予選では、路面温度が上がり苦戦しました。でも明日のレースに向けていい経験ができました。FP3ではレースのセットアップに集中しました。ハードタイヤオプションを試したのですが、ペースもよく、いい感触がありました」

MotoGP リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム
199J.ロレンソドゥカティ1'38.680
293マルク・マルケスHonda1'38.746
34A.ドヴィツィオーゾドゥカティ1'38.923
425M.ビニャーレスヤマハ1'39.145
529A.イアンノーネスズキ1'39.148
69D.ペトルッチドゥカティ1'39.178
746V.ロッシヤマハ1'39.266
85J.ザルコヤマハ1'39.331
953T.ラバトドゥカティ1'39.504
1035カル・クラッチローHonda1'39.556
1126ダニ・ペドロサHonda1'39.695
1230中上貴晶Honda1'39.888
1343J.ミラードゥカティ1'39.732
1455H.シャーリン ヤマハ1'39.879
1542A.リンススズキ1'39.918
1641A.エスパルガロアプリリア1'40.010
1738B.スミスKTM1'40.019
1821フランコ・モルビデリHonda1'40.058
1944P.エスパルガロKTM1'40.178
2045S.レディングアプリリア1'40.300
2117K.アブラハムドゥカティ1'40.449
2219A.バウティスタドゥカティ1'40.524
2336M.カリオKTM1'40.572
2412トーマス・ルティHonda1'40.590
2550S.ギュントーリスズキ1'40.834
2610X.シメオンドゥカティ1'41.369

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