コメント

ミゲル・オリベイラ(Moto2 優勝)
「夢のような最終戦でした。楽しもうという気持ちだけでバレンシアに来て、その目標を達成しました。今回の結果はとてもうれしいです。すべてをうまくまとめて3連勝できるとは思ってもみませんでした。シーズンを通して努力してくれたチームとKTMには感謝してもしきれません。とてもいいシーズンでした。来年はもっとうまくいき、目標であるタイトル争いができると思います」

フランコ・モルビデリ(Moto2 2位)
「MotoGPクラスでの新しい章が始まる前に、バレンシアで2位を獲得してMoto2クラスを終えることができたのはすばらしいことです。レース序盤はアレックス(マルケス)といいバトルができました。ミゲル・オリベイラがレース終盤で追い上げてくると思っていたので、そのあとトップに出て、一生懸命ギャップを作ろうとしました。残り5周で彼と戦えるように全力を尽くしましたが、今日は彼の方が速かったです」

ブラッド・ビンダー(Moto2 3位)
「表彰台に戻ることができてとてもうれしいです。残念ながらレース中にいくつかミスをしてしまいましたが、でもそこから学ぶことはできます。ミゲルとフランコにおめでとうと言いたいです。2人とも今日、そして今シーズン、すばらしいレースをしました。カタールではトップと34秒差、20位でフィニッシュというレースから始まりましたが、今は3回連続で表彰台に上がれて、信じられない気分です。この一年ですばらしい成長ができました。マシンに乗るたびになにかを学んできて、どうやってKTMのマシンをもっとうまく乗りこなせるかを学んできました。今は、ほぼ完ぺきにマスターしました。来年がどのような年になるか楽しみです」

中上貴晶(Moto2 7位)
「ウイークを通してリアのセッティングに苦しみました。2次旋回でタイムロス、そして、スピニング。それに加えて決勝では、フロントタイヤの消耗に苦しみました。10周を終えたころからフロントが切れ込むようになり、限界を超えないギリギリのところで走り続けることになりました。今週、こんなに苦労するとは思いませんでした。そういう状況でしたが、最後まで全力を尽くしました。チームのスタッフも全力でやってくれました。一年間、一緒に戦ってきたチーム、そしてスタッフに感謝しています」

長島哲太(Moto2 リタイア)
「今日はスタートがよくて、いい位置につけることができました。フルタンクだった序盤はちょっとペースを上げられませんでしたが、徐々にフィーリングがよくなり、前を走る一桁のグループに追いついていきました。その差を徐々に縮めていたのですが、1コーナーでギア抜けして、コントロールできずに転んでしまいました。今年のシーズン前半は苦労しましたが、17年型のカレックスに乗れた後半は徐々にいいレースができるようになり、終盤の数戦は来季につながる走りができたと思います。来年は新しいチームでスタートしますが、期待に応えられるようなシーズンにしたいです」