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ROUND 18

バレンシアバレンシアGP バレンシア・サーキット 2017.11.12(日)・決勝

第18戦 バレンシアGP

マルケスが3位に入り、2年連続4度目のチャンピオンを獲得。ペドロサは今季2勝目

天候:晴れ  気温:25℃  コースコンディション:ドライ
観客:11万220人(3日間:20万9707人)

最終戦がタイトル決定戦となったMotoGPクラスは、今季8回目のポールポジションから好スタートを切り、トップグループにつけたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、3位でフィニッシュして2年連続4回目のタイトルを獲得しました。レースでは、好スタートからオープニングラップを制すと、3周目までレースの主導権を握ります。その後、後方につけるヨハン・ザルコ(ヤマハ)を先行させ、2番手を走行しました。23周目の最終コーナーでザルコをかわしトップに浮上しましたが、24周目の1コーナーでフロントタイヤがスライドしてオーバーラン。コースに復帰しましたが、5番手へとポジションを落としました。

この日のタイトル獲得の条件は、タイトルを争う総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が優勝しても、11位以内に入っていればタイトルが決まるというもの。そのためマルケスは、優勝を狙う走りからタイトル獲得のための冷静な走りへと切り替えます。25周目には、先行するホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)とドヴィツィオーゾが次々に転倒。この時点でマルケスのタイトルは確定しましたが、30周のレースで最終的に3位でチェッカーを受け、2年連続4回目のライダーズタイトルを獲得しました。

これでHondaは、最高峰クラスで23回目のコンストラクターズタイトルを、マルケスがライダーズタイトルを、そして、Repsol Honda Teamが3年ぶり8回目のチームタイトルを獲得し、MotoGPクラスでの3冠を果たしました。

マルケスがオーバーランを喫し、5番手へと後退したあとは、ザルコとダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)の一騎打ちとなり、最終ラップとなる30周目の1コーナーでザルコをかわしたペドロサが、第4戦スペインGP以来となる今季2勝目を達成、総合5位から4位へとランクを一つ上げてシーズンを終えました。これでペドロサは、125ccで1勝、250ccで2勝、最高峰クラスでは、2007年、09年、2012年に続き4回目の制覇となります。バレンシアGPでは、通算7勝目を達成しました。

予選12番手と好スタートを切ったジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、アレックス・リンス(スズキ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)らとし烈なバトルを繰り広げて7位でフィニッシュ。総合12位から11位へと一つランクを上げてシーズンを終了しました。

予選16番手から決勝に挑んだカル・クラッチロー(LCR Honda)は、追い上げて8位でチェッカーを受けて総合9位となりました。また、ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、予選14番手から10位でフィニッシュし、今季ベストリザルトを獲得。総合20位から19位へとランクを上げてシーズンを締めくくりました。


» ニュースリリース -
「マルク・マルケス」がFIMロードレース世界選手権MotoGPクラスで2年連続チャンピオンを獲得、コンストラクターズ、チームの三冠も達成

コメント

マルク・マルケス(MotoGP 3位 / チャンピオン)
マルク・マルケス 「夢のようです。6度目のタイトルは重い言葉です。正直な気持ちを言うと、今年は本当に一生懸命、作業をしてきたので、例えようもないくらいにうれしいです。特に今日のレースはものすごく緊張感があって、エキサイティングでした。ミスもしましたが、“マルケス・スタイル”も少し入って、今年一番のセーブができたと思います。あの瞬間から、いい順位でレースを終えることだけに専念しました。アンドレア(ドヴィツィオーゾ)はすばらしい対戦相手だったので、今日、彼がフィニッシュすることができなかったことは残念に思っています。彼にとっても今シーズンはすばらしいものだったはずなので、今日は一緒に表彰台に上がりたかったです。今年、僕たちのカギとなったのは、メンタリティーでした。僕たちの世界では、困難な状況でもポジティブさを保ち、意識を高く保つことがとても大切です。シーズンの初めにはいくつかの困難な状況に直面しましたが、その都度、物事を整理して、すべてをいい方向へと進めてきました。また、Hondaとチームの3冠達成におめでとうと言いたいです。本当にすばらしい成果です。さらに、シーズン最終戦にファンの前でタイトルを勝ち取ることができて最高です。本当に特別な気持ちです。今はこの気持ちを、チームのみんなや家族と分かち合いたいと思います。そしてあさってからは来年に向けて活動します」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 優勝)
ダニ・ペドロサ 「今回は本当にタフでハードな戦いだったので、とてもうれしいです。今日はいいスタートが切れたし、セットアップも決まっていたのでチャンスがあると思い、それをモノにすることができました。コース上ではフロントのグリップ感が完ぺきとは言えず、難しい状況でした。実際に転倒者の多いレースでした。マルクがクラッシュせずに持ちこたえたとき、僕はちょうど彼の後ろにいましたが、あれはすごいシーンでした。スモーク、ノイズ、スピードのすべてが信じられないものでした。このサーキットでは、リア側のグリップがより高いせいで、フロントに荷重がかかってコースの限界点があるのだろうと感じました。いずれにしても、最初はフロントのグリップをマネジメントすることに専念しましたが、最後の3周はヨハン(ザルコ)をパスすることに全力を尽くしました。彼はコーナーの進入がよかったですが、最終周にようやくパスできました。ホームの観客の前で勝利することができて、本当に幸せです。そしてこの勝利を僕の家族、友人、ファン、そしてチームに捧げたいと思います。今日はマルクがタイトルを獲得し、またコンストラクターズとチームの2つのタイトルも獲得できて、すばらしい一日となりました。僕自身もチャンピオンシップのランキングを一つ上げることができ、満足しています」

ジャック・ミラー(MotoGP 7位)
ジャック・ミラー 「すばらしいレースになりました。残り2周でかなりタイムを落したので、それがなければもっといい結果になっていたと思います。終盤に向けてフロントタイヤのグリップが落ち、フロントエンドが危ない瞬間が何度かあったので、バレンティーノ(ロッシ)とのバトルをあきらめなければなりませんでした。それがなければ、バレやイアンノーネと戦えたと思います。2度の7位を含め、トップ10に3回入ることができて、このすばらしいチームと、とてもいい終わり方になりました」

カル・クラッチロー(MotoGP 8位)
「かなり後方からのスタートでしたが、いい結果が出せて満足しています。このようなサーキットで16番手からのスタートは難しく、トップ10に入ることができれば十分だと思っていました。いい抜き方ができて、残り10周ではいいレースができました。プッシュできましたが、前のライダーたちに追いつくには時間が足りませんでした。もう少し前でスタートしていれば、リンスのグループの前でフィニッシュできたと思います。全体的にはいいレースだったと思います。今シーズンは平均的だったと思います。すばらしいレースがいくつかできたし、4位や5位も獲得できました。しかし、自分のせいだったりそうでなかったりはしましたが、完走できず、よくないレースもありました。でも十分に満足しています。これから次のシーズンにポジティブな気持ちで進みます。ルーチョ(チェッキネロ)とすべてのクルーのすばらしい仕事や、いいときも悪いときもサポートしてくれたパートナーにも、もちろん感謝したいと思います」

ティト・ラバト(MotoGP 10位)
「このすばらしいチームでの最後のレースとなったバレンシアで、10位を獲得して去ることができるのはとてもうれしいことです。Moto2クラスでもMotoGPクラスでも、ここですばらしい時間を過ごすことができました。序盤は難しかったですが、決してあきらめませんでした。そして自分の新しいチャレンジへ向けた準備となったレースで、トップ10に入ることができて、とても満足しています」

MotoGP リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム/差
126ダニ・ペドロサHonda46'08.125
25J.ザルコヤマハ+0.337
393マルク・マルケスHonda+10.861
442A.リンススズキ+13.567
546V.ロッシヤマハ+13.817
629A.イアンノーネスズキ+14.516
743ジャック・ミラーHonda+17.087
835カル・クラッチローHonda+17.230
951M.ピロドゥカティ+25.942
1053ティト・ラバトHonda+27.020
1138B.スミスKTM+30.835
1225M.ビニャーレスヤマハ+35.012
139D.ペトルッチドゥカティ+38.076
1417K.アブラハムドゥカティ+41.988
158H.バルベラドゥカティ+47.703
1676L.バズドゥカティ+47.709
1760M.ファン・デル・マークヤマハ+52.134
RT44P.エスパルガロKTM+5Laps
RT4A.ドヴィツィオーゾドゥカティ+5Laps
RT99J.ロレンソドゥカティ+6Laps
RT22S.ロースアプリリア+8Laps
RT19A.バウティスタドゥカティ+16Laps
RT45S.レディングドゥカティ+26Laps
RT41A.エスパルガロアプリリア+27Laps
RT36M.カリオKTM+28Laps

MotoGP ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
193マルク・マルケスHonda298
24A.ドヴィツィオーゾドゥカティ261
325M.ビニャーレスヤマハ230
426ダニ・ペドロサHonda210
546V.ロッシヤマハ208
65J.ザルコヤマハ174
799J.ロレンソドゥカティ137
89D.ペトルッチドゥカティ124
935カル・クラッチローHonda112
1094J.フォルガーヤマハ84
1143ジャック・ミラーHonda82
1219A.バウティスタドゥカティ75
1329A.イアンノーネスズキ70
1445S.レディングドゥカティ64
1541A.エスパルガロアプリリア62
1642A.リンススズキ59
1744P.エスパルガロKTM55
1876L.バズドゥカティ45
1953ティト・ラバトHonda35
2017K.アブラハムドゥカティ32
2138B.スミスKTM29
228H.バルベラドゥカティ28
2351M.ピロドゥカティ25
2436M.カリオKTM11
2522S.ロースアプリリア5
2621中須賀克行ヤマハ4
2750S.ギュントーリスズキ1
2860M.ファン・デル・マークヤマハ0
2912津田拓也スズキ0
307青山博一Honda0
3123B.パークスヤマハ0

ランキング詳細


コンストラクター

順位 コンストラクター 総合ポイント
1Honda357
2ヤマハ321
3ドゥカティ310
4スズキ100
5KTM69
6アプリリア64

ランキング詳細


チーム

順位 チーム 総合ポイント
1Repsol Honda Team508
2Movistar Yamaha MotoGP438
3Ducati Team398
4Monster Yamaha Tech 3258
5OCTO Pramac Racing188
6Team SUZUKI ECSTAR130
7Estrella Galicia 0,0 Marc VDS117
8LCR Honda112
9Pull&Bear Aspar Team107
10Red Bull KTM Factory Racing84
11Reale Avintia Racing73
12Aprilia Racing Team Gresini67

ランキング詳細

フォトギャラリー

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