ROUND 15
日本GP
ツインリンクもてぎ
2017.10.14(土)・予選
Moto3クラスは、総合3位のアーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が今季6回目のフロントロー獲得となる3番手。決勝では今季4勝目に挑みます。以下、エネア・バスティアニーニ(Estrella Galicia 0,0)が5番手、ロマノ・フェナティ(Marinelli Rivacold Snipers)が6番手、ホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Moto3)が7番手と続きました。
今大会は、フリー走行、予選と難しいコンディションとなり、接戦の中でHonda勢はやや苦戦の予選となりましたが、決勝では、今季14勝目、12回目の表彰台独占の期待が膨らみます。
以下、ナカリン・アティラプワパ(Honda Team Asia)が12番手、アダム・ノロディン(SIC Racing Team)13番手、タイトル王手のジョワン・ミル(Reopaed Racing)が14番手、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)15番手、リビオ・ロイ(Reopaed Racing)16番手、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Del Conca Gresini Moto3)17番手、ジョン・マクフィー(British Talent Team)が18番手と続きました。
佐々木歩夢(SIC Racing Team)は24番手、鳥羽海渡(Honda Team Asia)は28番手から追い上げのレースに挑みます。
アーロン・カネット(Moto3 3番手)
「今日は昨日よりはコース上の雨が少なく、フロント、リアともにグリップが低かったです。予選のセッション中にはやや前進があり、改善ができたので、明日のレースではより強く戦えると思います。この週末を通じて安定したペースを保っているので、ウエットレースになった場合の準備はできています。ロマノ・フェナティ選手もトップ圏内にいるので、2位を念頭に置いたレース運びも重要となりますが、全力を尽くしたいと思います。ドライレースになった場合には、速いレース展開になると思っています」
エネア・バスティアニーニ(Moto3 5番手)
「今日はいい一日でした。今朝、マシンのフィーリングがよくなりました、ウエットコンディションで依然として難しい点はありましたが、感触はよく、またいい仕事ができたと思います。予選のときには朝の走行よりも路面の雨が少なかったので、グリップがよくなって速く走ることができました。残念だったのは、最終ラップではフロントのグリップをほとんど失って転倒しそうになったことです。転倒はしませんでしたが、タイムを上げることができませんでした。コンディションを考慮すると、5番手は悪くない順位ですし、明日はいいレースができると思います。きっと、このレースのためのスペシャルデザインのヘルメットが、幸運をもたらしてくれると思います。このデザイン は、後ろに2匹の鯉が描かれています。日本では鯉は伝統的な図柄だということですし、鯉は好きなので、自分自身でもとてもこのデザインを気に入っています。雨のレースになったときは、鯉のように水の中を進んでいい結果が出せるといいですね」
ロマノ・フェナティ(Moto3 6番手)
「すべてよかったと思います。自分は2列目ですが、トップにいる選手たちは皆速かったですし、明日は楽しみたいと思います。技術的な観点についてはセットアップの変更をいくつかしましたが、最終的には昨日試したセットアップのほうがいいということになり、そのセットアップに戻しています」
鈴木竜生(Moto3 15番手)
「FP3までいい流れで走ることができてトップ10に確実に入っていました。予選ではそれ以上のグリッドを目指していたのですが、ウエットから乾いて行く路面コンディションに合わせきることができずに予選が終わってしまいました。序盤にはトップタイムを記録できていただけに、ちょっと、落ち込んでいます。気持ちを切り替えて、ミサノの時のように追い上げて行きたいです」
佐々木歩夢(Moto3 24番手)
「予選までに、いいセットができていたので、新品タイヤに変えてタイムアップを狙いました。でも、1ラップをしっかりとまとめ切れず、ポジションを上げることができずに悔しい予選になりました。それでも、自分のペースはいいですし、マシンを決勝に向けて見直して、トップグループで走ることに集中します。天気は雨でも晴れでも、どちらでも大丈夫です。表彰台を狙う走りがしたいです」
鳥羽海渡(Moto3 28番手)
「予選で、やっと、マシンの方向性が見え、自分の走りができる状態を作れるようになったと思います。決勝では路面コンディションに惑わされずに走りきりたいです。気持ちよくコーナーに進入できるようになりました。立ち上がりのグリップを出せるようになれば、これまでの遅れを取り戻すようなレースができると思うのでがんばりたいです」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 8 | N.ブレガ | KTM | 2'09.320 |
2 | 23 | N.アントネッリ | KTM | +0.272 |
3 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | +0.388 |
4 | 12 | M.ベッツェッカ | マヒンドラ | +0.477 |
5 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | +0.526 |
6 | 5 | ロマーノ・フェナティ | ![]() | +0.561 |
7 | 88 | ホルヘ・マルティン | ![]() | +0.832 |
8 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +0.907 |
9 | 96 | M.パリャーニ | マヒンドラ | +0.985 |
10 | 16 | A.ミニョ | KTM | +1.000 |
11 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +1.063 |
12 | 41 | ナカリン・アティラプワパ | ![]() | +1.065 |
13 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +1.218 |
14 | 36 | ホアン・ミル | ![]() | +1.260 |
15 | 24 | 鈴木竜生 | ![]() | +1.417 |
16 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +1.557 |
17 | 21 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +1.568 |
18 | 17 | ジョン・マクフィー | ![]() | +1.605 |
19 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +1.648 |
20 | 84 | J.コーンフェール | プジョー | +1.692 |
21 | 65 | P.エッテル | KTM | +1.777 |
22 | 42 | M.ラミレス | KTM | +1.805 |
23 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +1.942 |
24 | 71 | 佐々木歩夢 | ![]() | +1.978 |
25 | 40 | D.ビンダー | KTM | +2.029 |
26 | 75 | A.アレナス | マヒンドラ | +2.041 |
27 | 48 | L.ダラ・ポルタ | マヒンドラ | +2.080 |
28 | 27 | 鳥羽海渡 | ![]() | +2.679 |
29 | 4 | P.プルキネン | プジョー | +3.415 |
30 | 14 | トニ・アルボリーノ | ![]() | +3.605 |
31 | 70 | T.トパリス | KTM | +7.173 |