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ホアン・ミル(Moto3 優勝) 「とてもうれしい勝利でした。また、自分のレースマネジメントにも満足しています。暑さの中、長く難しいレースでした。序盤は新しいタイヤがあまり快適ではありませんでしたが、周回するごとにフィーリングがよくなりました。前戦イタリアでは、フェナティとマルティンが逃げましたが、今回はすぐについていきました。走りもマシンも限界でした。フェナティをパスしたあとはマルティンも抜こうと思い、シケインで成功させました。もう少しですべてが無駄になるところでした。優勝の決め手となったコーナーは、昨年ルイス(サロム)が亡くなったところです。彼にこの優勝を捧げたいです。この調子で最後のレースまで、引き続き集中力を維持したいです」

ロマーノ・フェナティ(Moto3 2位) 「今日のミルとマルティンは、本当に速い走りをしていました。最終ラップの激しいバトルは、それまでの戦いを無駄にしないためにリスクを避けることにしました。ル・マンでは転倒して0点。先週のムジェロもあまりポイントをかせげなかったので、今日はしっかり走りきることが重要でした。マシンはよかったし、チームはすばらしい仕事をしてくれました。これからもこういう状態で戦えることを願っています。チャンピオンシップはまだまだ分かりません。ミルとは45点差ですが、ばん回するのは不可能ではありません。そのためにはレースに集中して、楽しい時間を過ごす必要があります。この状態をキープできれば、これからもいいレースができると思います」

ホルヘ・マルティン(Moto3 3位) 「最高のレースでした。残念ながらスタートで愚かなミスをしてしまいました。でも、かなり早くその遅れを取り戻し、トップグループで走れました。最後の数周は、引き離して優勝したいと思いましたが、最後のセクターが僕の弱点で、最終ラップにミルとフェナティにパスされました。今日のレースで表彰台に上がることは大切でした。優勝できなかったのは残念ですが、表彰台に立ててよかったです」

鈴木竜生(Moto3 10位) 「スタートは決まったのですが、位置取りに失敗して、追い上げなくてはいけませんでした。8番手まで上がったときにはタイヤを使いすぎて、それからはついていくのがやっとでした。しかし、ペースは悪くありませんでした。10位に終わったのは残念ですが、久しぶりに完走できたことはよかったと思います」

佐々木歩夢(Moto3 16位)
「今日はスタートで出遅れてしまい、さらに第2グループに巻き込まれてしまいました。それがなければトップグループについていけるペースがありました。今回の反省点は、予選で前に出られなかったことです。それがこういうレースにさせた最大の理由なので、次戦からは予選グリッドの改善を目標に、全力を尽くしたいです。次のアッセンも経験しているサーキットなので、予選をしっかり走ってトップグループでレースをしたいです」

鳥羽海渡(Moto3 23位)
「最初の2ラップはよかったのですが、3ラップ目からレバーが深く入るようになり、全然止まれませんでした。最初の2周はポジションを上げられたのですが、3周目からは全然攻められなくなりました。データを見てもその症状がはっきり出ていました。予選グリッドがよかっただけに残念です。次のアッセンは知っているサーキットなのでがんばります」