2007 Schedule & Result
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MotoGP Drivers Digest

MotoGP新時代の幕開け。ニューマシンRC212Vでペドロサが2勝
来季のタイトル奪還に期待がかかる

エンジンの排気量の上限が990ccから800ccへ変更になるなど新レギュレーションが導入された2007年シーズン。ニューマシンRC212Vで臨んだ開幕戦では、ダニ・ペドロサが2年連続の初戦表彰台獲得となる3位に入り、活躍を見せた。一方、ディフェンディング・チャンピオンのニッキー・ヘイデンはマシンのセットアップに苦しみ8位と、苦しい出だしとなった。その後もHonda勢は、ペドロサが第6戦2位、第7戦3位と2戦連続で表彰台を獲得、トニ・エリアスが第3戦で2位、マルコ・メランドリが第5戦で2位など、まずまずの成績を挙げたものの優勝することはできず、徐々に総合ランキング・トップのケーシー・ストーナー(ドゥカティ)とのポイント差が開いていった。

ペドロサは最終戦で優勝して総合ランキング2位を獲得。シーズン終盤は4戦連続PPという気迫の走りで、来季の活躍を期待させた
ペドロサは最終戦で優勝して総合ランキング2位を獲得。シーズン終盤は4戦連続PPという気迫の走りで、来季の活躍を期待させた

序盤は苦戦を強いられた前王者のヘイデンも、中盤には連続表彰台を獲得するなど復調を見せた

そんな中、前半戦から総合3位をキープするペドロサが、第10戦ドイツGPで今季初優勝を飾る。その後も調子を上げていき、第15戦日本GPからは4戦連続のPPを獲得する切れのある走りを披露。最終戦で2勝目を飾り、総合でもバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)をかわして2位を獲得、来季のタイトル奪還に向けて最高の形でシーズンを締めくくった。そのほかのHonda勢では、2度の2位を獲得したメランドリが総合5位、ヘイデンは3度の表彰台入りで総合8位となった。日本人ライダーの中野真矢はHondaへの移籍初年度を最高着順10位、総合17位で終えた。

Point Standings
Driver
順位 No. ドライバー コンストラクター 総合ポイント
1 27 C.ストーナー ドゥカティ 367
2 26 ダニ・ペドロサ Honda 242
3 46 V.ロッシ ヤマハ 241
4 21 J.ホプキンス スズキ 189
5 33 マルコ・メランドリ Honda 187
6 71 C.バーミューレン スズキ 179
7 65 L.カピロッシ ドゥカティ 166
8 1 ニッキー・ヘイデン Honda 127
9 5 C.エドワーズ ヤマハ 124
10 4 A.バロス ドゥカティ 115
11 14 R.デ・ピュニエ カワサキ 108
12 24 トニ・エリアス Honda 104
13 66 A.ホフマン ドゥカティ 65
14 7 カルロス・チェカ Honda 65
15 13 A.ウェスト カワサキ 59
16 50 S.ギュントーリ ヤマハ 50
17 56 中野真矢 Honda 47
18 6 玉田誠 ヤマハ 38
19 80 カーティス・ロバーツ KR212V 10
20 95 R.ヘイデン カワサキ 6
21 84 ミッシェル・ファブリッツォ Honda 6
22 11 F.ニエト カワサキ 5
23 19 O.ジャック カワサキ 4
24 10 ケニー・ロバーツJr. KR212V 4
25 9 青木宣篤 スズキ 3
26 72 伊藤真一 ドゥカティ 1
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Constructor
順位 コンストラクター 総合ポイント
1 ドゥカティ 394
2 Honda 313
3 ヤマハ 283
4 スズキ 241
5 カワサキ 144
6 KR212V 14
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Point Standings
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