Round12アルゼンチンアルゼンチン

2019年10月12日(土)・決勝 レース1

サン・ホワン・ビリクム・サーキット
天候:晴れ/曇り
気温:31℃
コースコンディション:ドライ

第12戦 アルゼンチン

コースコンディションが改善されず、Moriwaki Althea Honda Teamはレース1をキャンセル

第12戦アルゼンチン大会は、10月12日(土)にサン・ホワン・ビリクム・サーキットでスーパーポールと決勝レース1が行われましたが、Moriwaki Althea Honda Teamのレオン・キャミアと清成龍一は、金曜日のフリー走行から問題となっていた路面コンディションが改善されず、レースを行うにはふさわしくないという判断で、レース1をキャンセルしました。今大会は18人の選手が参加しましたが、両選手を含む6名の選手がレースをキャンセルし、12人でレース1は行われました。

アルゼンチン大会の舞台であるサン・ホワン・ビリクム・サーキットは、首都ブエノスアイレスから約1100km。アンデス山脈のふもとに位置するサン・ホワン郊外にあり、今年で2回目の開催となります。一周4.276km、左回りのサーキットで左コーナーが10、右コーナーが7。ロングストレートと中速コーナーを組み合わせたテクニカルコースで、アップダウンも多く、変化に富んだレイアウトで選手たちには好評ですが、路面の汚れがひどく、レースを行える状態ではないという判断となりました。

昨年の大会も路面の汚れが問題になりました。今年はさらにひどい状態で、初開催となった昨年のタイムよりもスーパーポール、そしてレース1のベストタイムともに、全体的に約2秒も遅い状態、ラインを外れるととても走れる状態ではないことから、Moriwaki Althea Honda Teamの2人と、マルコ・メランドリ(ヤマハ)、サンドロ・コルテセ(ヤマハ)、チャズ・デイビス(ドゥカティ)、ユージン・ラバティ(ドゥカティ)の6人がレース1の欠場を決めました。

前戦フランス大会で5戦ぶりにケガから復帰したキャミアは、一部路面が改修されたサン・ホワン・ビリクム・サーキットを楽しみにしていました。しかし、初日のフリー走行を終えたときに、「今日のコンディションはとても難しい状況でした。路面が非常に汚れていて、これまで経験したサーキットでは一番ひどい路面状況でした。ひざを擦って走れないコーナーもいくつかありました。最速のライダーでも昨年より数秒遅いタイムです。セットアップを少し調整し、方向性を見つけることができましたが、かなり難しい状況です」とコメント。この状態は土曜日になっても改善されず、スーパーポール(11番手)を終えた時点でレース1のキャンセルを決断しました。

サン・ホワン・ビリクム・サーキットを初めて経験する清成龍一は、「このサーキットはいいレイアウトですが、路面コンディションが非常に悪い状態でした。アスファルトは埃まみれで汚れていて、滑りやすく、一日を通してグリップがよくなりませんでした。午後にはよくなることを期待していましたが、よくはなりませんでした」とコメント。スーパーポールを15番手で終えましたが、キャミアとともにレース1のキャンセルを決断しました。

Moriwaki Althea Honda Teamは、レース1をキャンセルするという2人の決断を尊重しました。

 

リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
119A.バウティスタ ドゥカティ2135'38.957
21J.レイカワサキ21+1.562
354T.ラツカトリィオグルカワサキ21+3.327
460M.ファン・デル・マークヤマハ21+16.996
522A.ローズヤマハ21+22.535
691L.ハスラムカワサキ21+25.840
           
1052アレッサンドロ・デルビアンコHonda21+1'03.500
NS23清成龍一 Honda0 -
NS2レオン・キャミアHonda0 -

フォトギャラリー

ニュース