Round12アルゼンチンアルゼンチン

2019年10月13日(日)・決勝 レース2

サン・ホワン・ビリクム・サーキット
天候:曇り
気温:SPレース(19℃) レース2(21℃)
コースコンディション:ドライ
観客:2万3.248人(3日間:5万2.355人)

第12戦 アルゼンチン

コースコンディションが回復。キャミアがレース2で13位になりポイントを獲得する

第12戦アルゼンチン大会は、13日、スーパーポール(SP)レースとレース2を行い、Moriwaki Althea Honda Teamのレオン・キャミアが、SPレースで12位、レース2を13位でフィニッシュしました。

10周で行われるSPレースは、9位までポイントが与えられます。このレース、11番グリッドから決勝に挑んだキャミアは、5台によるし烈な9番手争いに加わりましたが、終盤はタイヤの消耗に苦しみ12位にダウン。ポイント獲得は果たせませんでした。その後、21周で行われたレース2でも、13番グリッドから6台に膨れあがった9番手争いに加わりました。このレースも終盤、タイヤの消耗に苦しみ13位でフィニッシュしましたが、ケガから復帰した前戦フランス大会から2戦連続でポイント獲得を果たしました。

前日のレース1は、路面コンディションが悪いために、チームメートの清成龍一、マルコ・メランドリ(ヤマハ)、サンドロ・コルテセ(ヤマハ)、チャズ・デイビス(ドゥカティ)、ユージン・ラバティ(ドゥカティ)の6人がキャンセルを決め、12台で決勝レースが行われました。しかし、日曜日のSPレースとレース2は、コースコンディションが回復したことからレース1をキャンセルした6選手、そして予選(SP)で転倒しレース1を欠場したロリス・バズ(ヤマハ)も復帰し、19台が出場してSPレースとレース2が行われました。

路面コンディションが改善されたことでラップタイムは大幅に向上しました。土曜日に行われたレース1の優勝タイムは35分38秒957、日曜日のレース2は約1分短縮されて34分33秒478。レース1とレース2のベストラップは約3秒更新されました。

コンディション回復でSPレースとレース2の出場を決めたMoriwaki Althea Honda Teamの清成龍一は、最高気温が31℃、路面温度が45℃まで上昇した土曜日から、気温も路面温度も10℃以上下がった日曜日のコンディションに対応できず、SPレース18位、レース2も17位と厳しい結果に終わりました。

コメント

レオン・キャミア(SPレース 12位/レース2 13位)
レオン・キャミア「SPレースはいいスタートを切ることができました。マシンのフィーリングはとてもよく、すべてが機能しました。そして、力強い走りができるエリアがあり、ポイント圏内で戦うことができました。残念ながら終盤はタイヤの消耗に苦しみ、タイムとポジションを落としてしまいましたが、それまではハスラムやサイクスとバトルできました。終盤、タイヤが消耗しなくても彼らに勝つのは難しかったと思いますが、彼らについていくことはできたと思います。レース2は中団グループの中で走行しましたが、いいフィーリングがありました。ほかのライダーと比べると少し加速の正確さに欠けましたが、ポジションをキープするために努力しました。レース2もほかのライダーたちよりも終盤はタイヤパフォーマンスが落ちて苦戦しました。ケガから戻って、今日はマシンを改善するためにいいアイディアを出すことができました。前進することができました。今後、改善すべき点も分かりました。とてもポジティブなレースでした」

清成龍一(SPレース 18位/レース2 17位)
清成龍一「路面とマシンのフィーリングがとても難しいレースウイークでした。今日は気温が低く、グリップがかなりよくなりましたが、うまくコンディションに合わせられませんでした。結果がよくなくても、フィーリングの面では、いつもなら進展があるのですが、今回は十分に前進することができませんでした。全体的に厳しいレースとなり、チームにはとても申し訳なく思っています。最終戦のカタールは好きなサーキットなので、もっといい走りができるようにがんばります」

リザルト

スーパーポール

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
11J.レイカワサキ1016'23.270
219A.バウティスタ ドゥカティ10+2.140
354T.ラツカトリィオグルカワサキ10+3.682
47C.デイビスドゥカティ10+5.549
522A.ローズヤマハ10+8.322
660M.ファン・デル・マークヤマハ10+9.478
      
122レオン・キャミアHonda10+20.615
1652アレッサンドロ・デルビアンコHonda10+30.148
1823清成龍一 Honda10+42.663

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
11J.レイカワサキ2134'33.478
27C.デイビスドゥカティ21+5.158
354T.ラツカトリィオグルカワサキ21+14.511
460M.ファン・デル・マークヤマハ21+17.046
519A.バウティスタ ドゥカティ21+17.771
622A.ローズヤマハ21+18.976
      
132レオン・キャミアHonda21+51.082
1723清成龍一 Honda21+1'12.519
RT52アレッサンドロ・デルビアンコHonda14+7Laps

ポイントランキング

ライダー

順位 ライダー マシン 総合ポイント
1J.レイカワサキ601
2A.バウティスタ ドゥカティ460
3A.ローズヤマハ305
4M.ファン・デル・マークヤマハ304
5T.ラツカトリィオグルカワサキ299
6L.ハスラムカワサキ257
       
17レオン・キャミアHonda45
18アレッサンドロ・デルビアンコHonda28
19清成龍一 Honda22
23高橋裕紀Honda11
28高橋巧Honda1

マニュファクチャラー

順位 マシン 総合ポイント
1カワサキ611
2ドゥカティ574
3ヤマハ415
4BMW237
5Honda82

ランキング詳細

フォトギャラリー

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