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エドワーズは第1レース、激しい雨の中で独走優勝
第1レースのスタート
ピット前のエドワーズ
エドワーズは11レース連続で表彰台へ
スーパーバイク
世界選手権
GREAT BRITAIN
[2002.05.26]
SBKレースレポート 
第6戦 イギリス(シルバーストーン)
2002年 5月26日開催  
天候:雨 気温:14℃ コースコンディション:ウエット 観客:61,000人(3日間)
エドワーズ、第1レースで優勝を果たし今季2勝目!
2回目のタイトル獲得に向けて大きく前進!

イギリスのシルバーストーンで行われたスーパーバイク世界選手権第6戦イギリス大会は、両レースともに雨となり、第1レースではエドワーズが独走優勝、第2レースでも2位と両レースで表彰台に立つ素晴らしい走りを見せた。今回、初めてスーパーバイクが開催されることになったシルバーストーンは、3日間通じて不安定な天候が続き、決勝日は朝から激しい雨となった。初開催で雨。選手にとっては厳しい条件が揃う大会となったが、予選2番手からスタートしたエドワーズは、第1レースでは、スタート直後から次第に激しくなる雨の中で、序盤にトップに立つと後続を引き離して独走優勝。第2レースは、次第に路面が乾いていくという難しいコンディションの中で、T.ベイリス(D)と接戦を繰り広げたが、わずかに及ばず惜しくも2位に終わった。しかし、チャンピオンシップではトップのベイリス(D)との差を縮め、2回目のタイトル獲得に向けて大きく前進。エドワーズは、これで、開幕戦第2レースから11レース連続で表彰台に立つ快挙を成し遂げた。

ドニントンパークからシルバーストーンへ。今年のイギリス大会は、前戦イタリア・モンツァ同様、ハイスピードコースで有名なシルバーストーンへと、戦いの舞台を移すことになった。シルバーストーンは、ロンドンの北約150km。イギリスを代表するサーキットだが、スーパーバイクが開催されるのは初めてのこと。そのために開幕直前の水曜日に合同テストが行われた。

その合同テストでトップタイムをマークしたのは高速サーキットを得意とするエドワーズ。Castrol Hondaの本拠地、地元イギリス大会制覇に向けて、絶好のスタートを切ることになった。

しかし、シルバーストーンは、合同テストが終わってから次第に天候は下り坂となり、予選開幕初日から大荒れの天気となった。雨が降ったかと思えば青空が覗く。それが1時間のセッションで何度も繰り返すという予想のつかない天候となり、選手、チームにとっては、何とも慌しく厳しい3日間となった。

まさに、気まぐれな空との戦い。しかし、予選初日のフリー走行は、辛うじてドライコンディションで行われる。しかし気温は15℃と低く、そして風も強かったことから、タイムは思うように伸びなかった。トップタイムをマークしたのは、T.ベイリス(D)で、以下、N.ホジソン(D)、R.シャウス(D)とドゥカティ勢が上位を占める。水曜日の事前テストでトップタイムのエドワーズは、その事前テストから約1.2秒落ちのタイムで4番手と、セッティングに重点を置く慎重な出だしとなった。

そして午後の予選では、セッション開始直前に激しく雨が降り、あっという間に青空が広がる。これから先を暗示するような天候となり、路面コンディションは、フルウエットからドライへ。タイヤは、レインからインターミディエイト、そしてスリックへと、目まぐるしく変わる慌しさだった。

こうして、タイヤ交換のタイミングが予選順位を分けることになる難しい1時間。暫定PPを獲得したのは、ホジソン(D)。地元の強みで路面コンディションをきっちりと読んでトップタイム。が、そのタイムも、ドライコンディションの約5秒落ちという難しい予選となり、エドワーズはホジソン(D)にわずか0.3秒及ばず2番手。しかし、ドライでもウエットでも素晴らしい走りを見せて優勝候補の筆頭に浮上することになった。以下、B.ボストロム(D)、C.ウォーカー(K)と続き、30台が出場して、トップと最後尾のタイム差が約15秒という大荒れの予選初日となった。

2日目も、雨が降ったり止んだりという、依然として天候は不安定なまま。午前中に行われた2回目の予選も、ドライコンディションで走れたのは、セッション開始からわずか約10分間だけ。開始直前に雨の気配を感じ取った選手たちは、シグナルが青になると猛然とスパート。そのワンチャンスで1分48秒台の素晴らしいタイムをマークしたエドワーズが予選トップでスーパーポールへと挑むことになった。

以下、ベイリス(D)、R.シャウス(D)、N.ホジソン(D)が続いた。そしてスーパーポールの前に行われる2回目のフリー走行でもエドワーズは快調で、トップタイムをマーク。2日間の予選の締めくくりとなるスーパーポールへと挑むことになった。

そのスーパーポールは、雨のために、50分間12ラップの「ウエット・スーパーポール」が採用される。コンディションのいい時を狙ってアタックするという、チームの力と”運”を試されることになるが、ベイリス(D)がPPを獲得。エドワーズはわずか0.1秒及ばず2番手だが、2日間の内容では、ベイリス(D)を上回り、優勝の期待が一段と高まった。

迎えた決勝日。天候はますます悪化。3日間でもっとも悪い条件となり、朝から断続的に強い雨が降る。しかし、ウエットの中で行われたウォームアップでもエドワーズは好調で、ライバルのベイリス(D)とともに3番手以下を圧倒。決勝もこの二人の戦いになることが予想された。

相変わらず雨は降り続いていたが、第1レースが開始される直前に雨は小降りとなる。好スタートを切ったのは、予選4番手の芳賀紀行(A)。1コーナーを立ち上がったときには、ベイリス(D)とエドワーズが芳賀(A)に先行。予想通り、それからは二人のマッチレースとなり、3番手以下を引き離すことになった。そして3周目、トップのベイリス(D)がシケインで転倒、その直後にいたエドワーズも避けきれずコースアウトするが、首位のままコース上に復帰。後続の芳賀(A)とホジソン(D)に瞬間的に迫られるが、追いすがる二人を突き放す快走を披露。最後は2位の芳賀(A)を約8秒引き離し、2戦ぶり今季2勝目を挙げた。

エドワーズはこれで開幕戦第2レースから10戦連続表彰台に立つ快挙。チャンピオンシップでもトップのベイリス(D)との差を38から24へと縮めた。

第2レースも依然としてウエット。第1レースに比べると雨量は少なめだが、第2レースもエドワーズとベイリス(D)の一騎打ちとなった。第1レースと違ったのは、決勝前のウォームアップでエドワーズが痛恨の転倒を喫したこと。幸いにもコース上に復帰、スターティンググリットから無事にスタートを切ることになるが、チームスタッフをヒヤッとさせるシーンだった。

しかし、そんなハプニングにも関わらず、エドワーズは素晴らしい走りでホールショットを奪う。その後、ベイリス(D)が首位に立ち、エドワーズがピタリとマークするという展開。中盤にはエドワーズがトップに立ち、レースの主導権を握ることになるが、終盤になって再びベイリス(D)が逆転という接戦。最後はベイリス(D)が優勝。エドワーズは2レース連続の優勝こそ逃したが、第2レースも2位と素晴らしい結果を残した。

これでエドワーズは11レース連続で表彰台に立ち、好調をアピール。チャンピオンシップでも、ベイリス(D)が第1レースで5位に終わったことから、ポイント差を縮めることに成功。2年ぶり2回目のタイトル獲得に向けて成果の大きいレースとなった。

C.エドワーズ(1/2位)
シルバーストーンは本当に好きなサーキット。今回はいいレースになるはずだと、テストのときから自信はあった。だから、2日間の予選で唯一の失敗は、PPを取れなかったことかな。その理由は、ウエット・スーパーポールで、スーパーポール用のワンラップスペシャルで3周もしてしまったこと。これはミスとも言えないが、そのときに一周だけでも100%の走りが出来なかったのが原因だった。でも、ベイリス(D)とは接戦だったし、2番手でも悪くはないと思った。決勝でも2レースともに勝てると信じていた。第1レースは、その通りの結果になって、本当に嬉しかったが、転倒したベイリス(D)が再スタートして5位でフィニッシュしていたことには正直驚いてしまった。第2レースは、スタート前のハプニング(転倒)を思えば、2位でフィニッシュ出来たことは最高だった。第2レースの問題は、視界がまったく利かなかったこと。雨のために前が見えなくて苦しいレースだった。2レースとも勝てなかったのは残念だけど、チャンピオンシップではポイントを縮めたし、100%満足していないが、いいレースだったと思う。

レース結果などの詳しい情報は、こちらでご覧いただけます。
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