1,082cm³水冷直列2気筒エンジンは圧縮比を高め、低中速域のより力強い走りとともに大排気量ならではのパルス感を演出。街中などエンジン回転数が低い領域では余裕のある鼓動感を、ワインディングやスポーツライディングなどでスロットルを開けたときには、エンジン回転数の上昇にあわせた豪快な吹け上がりを存分に感じることができる。また排気音にもこだわり、重厚かつ上質なサウンドをライダー自身が奏でているような感覚で楽しめるようチューニングを施した。
クラッチの自動切り替えにより、駆動力が途切れないスムーズな変速を追求。シフト操作にとらわれない快適性と、ダイレクトでスポーティーな走りの楽しさの両立を実現する。
※Rebel 1100 Dual Clutch Transmission、Rebel 1100 T Dual Clutch Transmission、Rebel 1100 S Edition Dual Clutch Transmissionに採用。
Photo:Rebel 1100 Dual Clutch Transmission
タンデム走行や街中などエンジン回転数が低い領域では小気味よく、ワインディングやスポーツライディングなどエンジン回転数が高い領域へ向かうと力強い吹け上がりを存分に感じることができる。排気音もライダー自身が重厚かつ上質なサウンドを奏でているような感覚を味わえるよう、チューニングされている。
日常走行から週末のロングツーリング、さらにはパートナーとのタンデム走行まで。幅広いシチュエーションと路面状況に合わせて「STANDARD」「SPORT」「RAIN」から最適なセッティングを選べるライディングモード。パワーフィールやエンジンブレーキの効き具合を自身のライディングにあわせて2パターンの設定が可能な「USER」モードも備えた。
市街地やクルージングでは高めのギアを選択し、加速時には必要に応じ低いギアを選択する、日々の使い勝手の中で扱いやすいモード。
よりアグレッシブなスロットルレスポンスとし、低いギアと高回転を積極的に使用する、ワインディングなどでのパフォーマンス発揮に適したモード。
スロットルレスポンスや変速のショックを穏やかにすることで、滑りやすい路面や荒れた路面などでも運転の安心感を高めるモード。
パワー、HSTC、エンジンブレーキ、DCTシフトタイミング*それぞれの制御レベルを3段階で個別に設定、組み合わせが可能(HSTCは3段階+OFF)。ライダーの好みに応じた走行フィーリングの設定が可能。
*DCT仕様車のみ。
●パワーセレクター(P)
スロットル操作に対する出力特性を3段階から任意に選択できるパワーセレクター。「ミドル」では、低車速域では扱いやすく、スロットルを大きく開ければスポーティーに走れる特性とし、「ハイ」は「ミドル」に対してスロットルレスポンスをより強調した特性。「ロー」では、スロットルの開け始めから反応を穏やかにすることで、スムーズで扱い易い特性としている。
●HSTC(T)
ライダーの好みに応じて、設定ONの状態では3段階のレベル切り替えが可能なHSTC(Honda セレクタブル トルク コントロール)。介入度の一番低い「ロー」から、段階に応じて介入度が大きくなり、後輪のスリップや前輪の浮き上がりを緩和し、ライダーのイメージに近い安心感あるライディングに寄与する。
※HSTCはスリップをなくすためのシステムではありません。あくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。したがって、HSTCを装備していない車両と同様に、無理な運転までは対応できません。運転するときは急なアクセル操作を避け、安全運転をお願いします。
●セレクタブルエンジンブレーキ(EB)
走行中にスロットルを全閉し減速する際のエンジンブレーキの強さを選択可能。エンジンブレーキの強さは3つのレベルから選択可能で、「強い」「通常」「弱い」の順にエンジンブレーキが弱くなる。
●シフトスケジュール(D)※DCT仕様車のみ
ATモード選択時の変速特性をライダーの好みに応じて、低回転域を多用する「ロー」から高回転域を活用する「ハイ」まで3段階で選択が可能。