小椋藍が2位を獲得。今シーズン5度目の表彰台登壇となりました。國井勇輝は、彼の本来の速さを取り戻すためのプロセスを歩み始めています。
小椋藍(2位)
「タフなレースで、ほかのライダーたちと激しいバトルとなりました。その中で得た今日の結果には満足しています。レースを振り返ると、序盤から中盤にかけてうまく走ることができませんでした。来週のレースに向けてこの点を改善する必要があります。私自身としても、速さと接戦を制する準備をしなくてはいけません。チャンピオンシップでは、今のところ2位にいますが、これからもいつも通りベストを尽くして走ります。この気持ちに変わりはありません」
國井勇輝(23位)
「ウォームアップで、僕のライディング時における気持ちの在り方を変えることを始めました。今はその途上にいます。レースの間中、同じ考えで、リラックスしてライディングしたところ、不要なストレスを感じませんでした。自分のライディングをすることを理解でき始めました。転倒したらケガをするのではないかと過剰に恐れていました。自分の本来の走りをすれば、速く走れ、なにも恐れることはないということを今日、見ることができました。今日のレースでは結果を気にしませんでした。今、大事なことは自分の未来を見据え、フィーリングを取り戻すことです。僕はそれをできると知っています」
青山博一 | チーム監督
「なんというレースだったでしょう! また、エキサイティングなレースを見せてくれました。小椋選手は、ポールポジションの位置からすばらしいスタートを見せましたが、レースの序盤にポジションを多く落としてしまいました。レースをうまくコントロールできませんでした。結果は2位ということで、悪くはありませんでしたが、今後は、レースをどのようにマネージメントしていくかもこれからの課題です。國井選手は後ろのグリッドからスタートしましたが中盤はトップライダーと同じタイムで走ることができるなど改善を見せてくれました。この前進を継続して欲しいです。正しい方向に踏み出しました」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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2 | 79 | 小椋藍 | Honda Team Asia | 39'48.989 |
23 | 92 | 國井勇輝 | Honda Team Asia | 40'07.843 |