小椋藍は、ここサンマリノで自身初のポールポジションを獲得。國井勇輝は明日のレースでポジションアップを狙います。
小椋藍(ポールポジション)
「チェッカーフラッグが振られたあと、コース脇にあるスクリーンを見て自分がポールポジションを取ったことを知りました。今週末は各セッションでトップ6に近づけていなかったので、僕自身が驚いています。今日はこの順位を期待していなかったのでとてもうれしいです。ですが、重要なのは明日のレースです。僕自身1ラップのタイムは出せますがレースは長丁場ですので、明日のレースでは他のライダーたちがどのようにレースをするか見てみます」
國井勇輝(30番手)
「今日のFP3では自分の走りに集中したことにより、単独走でのラップタイムを改善することができました。しかしQ1ではまた気合が入りすぎてしまい、ミスを犯してしまいました。自分の気持ちを上手にコントロールする必要があります。これは僕自身が解決しなくてはならない問題です。明日のレースは後方からのスタートです。失うものはなにもありません。自分のライディングにだけ集中して、ストレスなく突き進みます」
青山博一 | チーム監督
「小椋選手が最終ラップですばらしい走りをみせ、ポールポジションを獲得してくれました。彼にはおめでとうと言いたいです。チームが一丸となって懸命に働いた結果、この順位をつかみ取れたと思いますので、とてもハッピーな気持ちです。ただ、明日がレース本番であり、レースの結果が一番大事であるということを忘れてはいけません。明日のレースで勝つため、表彰台を獲得するためには今のこのいい勢いを維持しなくてはなりません。一方國井選手はQ1では焦ってしまったようですが、彼は今進むべき道の途中にいます。彼は自身が変わらなければならないことを理解し始めています。彼にとって、今日の順位は理想的なものではありませんでしたが、状況はよくなり始めています。ライダーとして進むべき正しい一歩を進んでいます。レースではなにが起こるかわかりませんが、我々のライダーたちに期待しています」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 79 | 小椋藍 | Honda Team Asia | 1'42.403 |
30 | 92 | 國井勇輝 | Honda Team Asia | 1'44.445 |