ポルトガルGPの初日、ソムキアット・チャントラは、タイムアタック中に転倒し、21番手。アンディ・ファリド・イズディハールは、慎重に周回を重ね、28番手で終えました。
ソムキアット・チャントラ(21番手)
「初めてポルティマオのコースを走りましたが、とても素晴らしいサーキットです。FP1は、コースを覚え、正しいセッティングをするために時間を使いましたが、ラップタイムも悪くありませんでした。FP2では、マシンのフィーリングはとてもよかったのですが、ターン3で、大きな転倒しをしてしまい、マシンに大きなダメージを与えてしまいました。明日の走行でも改善を続けていければと思います」
アンディ・ファリド・イズディハール(28番手)
「2016年のCEVレプソルインターナショナル選手権で、このサーキットを走った経験があります。その経験は、僕にどこに、どのようなコーナーがあることを教えてくれました。Moto3のマシンは、Moto2のマシンとは全く異なります。3度も転倒してしまいました。先週末のバレンシアでの残念な結果もあり、今日の出だしは慎重に、可能な限りたくさんの周回を重ねられるように努めました。その結果、たくさんの情報を蓄積できました。それが明日のFP3や予選のセッションにおいて多くの改善につながると思います」
青山博一 | チーム監督
「ソムキアット・チャントラ、アンディ・ファリド・イズディハールの両選手は、ほかのライダー達と同様に午前から午後にかけ順調に走行を重ね、進歩を見せてくれましたが、まだ改善は十分でなく、FP2でタイムを大幅に伸ばすことはできませんでした。チャントラ選手が改善を示せなかった理由は、大きな転倒をしてしまったことが原因です。我々の2人のライダーにとっては容易な初日とはなりませんでした。彼らの改善を止めてしまっている原因をチェックし、明日の走行に向けてデータを解析し、しっかりと準備する必要があります」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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21 | 35 | ソムキアット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'44.022 |
28 | 27 | アンディ・ファリド・イズディハール | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'45.230 |