冷えた路面によりグリップに苦しみ、ソムキアット・チャントラは19番手、アンディ・ファリド・イズディハールは28番手で初日を終えました。
ソムキアット・チャントラ(19番手)
「今朝のFP1では、とても路面が冷えていて滑りやすかったです。特にターン2とターン11は、フロントからしっかりとしたフィーリングを得ることができませんでした。午後のFP2では、午前と比べて路面の温度が少し上がり、はるかにプッシュして走ることができました。我々は、異なるコンパウンドのタイヤを試し、完ぺきなグリップを得ながら、旋回性を向上させるセットアップを見つけました。明日は、リアタイヤのグリップ向上を目指して作業に取り組みます」
アンディ・ファリド・イズディハール(28番手)
「ここアラゴンでの走行は、2017年のMoto3以来となります。今朝のFP1では、マシンのいいフィーリングを求め、またベストの走行ラインを探すべく、可能な限りたくさんの周回を重ねられるように走行しました。午後のFP2では最初のセッションではとてもいいフィーリングを得られましたので、2回目のセッションでは少し調整し、タイヤ温度をキープすることを試みました。しかし、ターン2でフロントのグリップを失ってしまい、転倒してしまいました。明日は1日を通じて、マシンのフィーリング向上に努めます」
青山博一 | チーム監督
「今朝はとても気温が低く、誰にとっても好ましい天候ではありませんでした。このような状況の中、我々の2人のライダーたちは、午前のFP1の走行ではコースの理解と、寒いコンディションに適応できるように努めました。午後のFP2では、状況が一転したことにより、すべてのライダーたちがプッシュし、ラップタイムを改善しました。我々のライダーたちも同様です。チャントラ選手は、いいペースで周回を重ねました。彼はマシンにとてもいいフィーリングを持っているようです。もちろん、もっと改善が必要ですが、ポジティブなスタートとなりました。アンディ選手はまた転倒を喫してしまいました。彼にとって最良なスタートとなりませんでしたが、これはまだまだ改善の余地を残していることを意味します。チームとして、彼が自信を取り戻せるようにサポートしていきます」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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19 | 35 | ソムキアット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'53.931 |
28 | 27 | アンディ・ファリド・イズディハール | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'55.542 |