昨年、予選で3番手を獲得したチャントラは、ここオーストリアで改めてスピードを取り戻しつつあり、直接Q2を狙える位置につけています。イズディハールは初めて走るこのサーキットでコースに出るたび、着実に改善を示しています。
ソムキアット・チャントラ(15番手)
「僕は、このサーキットが大好きです。僕のライディングスタイルは、ハードなブレーキングと早くアクセルを開けるもので、ここは僕に合っています。今日は、FP1でいいラップタイムを出すために昨年使用したセットアップから始めました。FP2では、少し雨が降りましたが、ユーズドタイヤを使いこなすため、変更を加えました。今日は、トップとのタイム差0.5秒の15番手で終わりました。明日は、ニュータイヤで直接、Q2進出を狙います」
アンディ・ファリド・イズディハール(29番手)
「レッドブル・リンクは初めて走るサーキットでしたので、FP1では、コースの習熟に努めました。残念ながら、FP2は雨の影響で、少し時間をロスしてしまいましたが、最終的には速く走れるようになりました。サーキットに適応するプロセスを続ける必要があります。今日の順位は、決していいものではありませんが、FP1、FP2と走行を重ねるたびに走りを改善することができ、正しい方向で仕事ができています」
青山博一 | チーム監督
「予想通り、30分ごとに天候が変わり状況に応じてプランを適応させる必要がありました。チャントラは、このコースと特別な関係があります。チームは彼が本来持つスピードを取り戻すべく戦略を変更しました。アンディ(イズディハール)は、初めてのサーキットでしたが、自身のペースを作れるように取り組み、コースに出るたびに改善を示しました。今日は競争力を示すことができたいい1日でした。明日もまた、この状況を続けてくれることを期待します」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
---|---|---|---|---|
15 | 35 | ソムキアット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'29.529 |
29 | 27 | アンディ・ファリド・イズディハール | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'30.774 |