イズディハールは、初めてのサーキットの習熟のため2回の走行をしっかりとこなしました。一方のチャントラはタイヤのグリップ不足に悩まされた一日となりました。
アンディ・ファリド・イズディハール(28番手)
「初めてのブルノでの走行でした。午前のFP1は、サーキットへの適応に費やしました。いいセッティングを見つけることが出来たので、ポジティブなフィーリングを持てました。スピードが速く、いくつかの強力なブレーキングポイントがあり、高速コーナーもあります。へレスのような、タイヤのグリップを期待できませんが、私はこのコースのキャラクターが好きです」
ソムキアット・チャントラ(30番手)
「今日、新しいフロントフォークのセッティングを試みました。フィーリングはいいのですが、リアが滑ってしまいました。午後のFP2の走行で、この問題を解決しようとしたのですが、今度はフロントのグリップに悩み、結果は上手く行きませんでした。速く走ることはとても難しかったです。いくつかの方法を試しましたが、フィーリングは同じでした。これ以上、プッシュすると転倒するのではないかと、少し怖かったです。ラップタイムの改善、順位を上げるため、まだまだ働く必要があります」
青山博一 | チーム監督
「我々の2人のライダーにとっては、厳しい一日となりました。路面は滑りやすくバンピーですが、これは、どのライダーにも当てはまることであり、我々の2人のライダーも例外ではありません。アンディ選手にとっては、ブルノは初めてのサーキットでした。彼はこのサーキットを学ぶため、マシンのセットアップ、適応のためなど、やるべき事がたくさんありました。結果、午後の走行でタイムを更新することが出来ました。これは今日、彼にとってポジティブな一日であったことを意味します。チャントラ選手にとっては2年目です。我々はいい結果を期待していたのですが、彼はこのコースに自信を持つことが出来ませんでした。マシンのフィーリングはいいが、ラップタイムに反映されないとのコメントですので、我々はなぜそうなのか理由を見つける必要があります」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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28 | 27 | アンディ・ファリド・イズディハール | IDEMITSU Honda Team Asia | 2'04.067 |
30 | 35 | ソムキアット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 2'04.325 |