チャントラ、プラタマは初めて走るサーキットで苦戦し、転倒も経験。気持ちを切り替え明日の予選に臨みます。
ソムキャット・チャントラ(29番手)
「初めてのフィリップアイランド・サーキットの走行は、雨の中で始まりました。初めて走るコースですので、色々と学ばなければならないことが多い中、とても難しい出だしとなり、最後には転倒をしてしまいました。午後は一転して路面がドライとなり、午前とは違った状態で走ることになり、世界有数の高速コーナーである12コーナーで、また転倒してしまいました。学ぶことが多い一日でした。明日もまた多くのことを学べるように、しっかりと走ります」
ディマス・エッキー・プラタマ(32番手)
「FP1は、初めてのサーキットの習熟とバイクへのフィッティングのために集中して走りました。雨の中での走行となり、路面はとても滑りやすく、ハイサイドを起こして転倒し、またその後の走行でもフロントのグリップをなくして転倒してしまいました。午前中に2回も転倒してしまいました。FP2では、風の強い中での走行となり、その中で自分のライディングスタイルを合わせることができるように走りましたが、また転倒してしまいました。メディカルチェックを受け、ケガがなくてよかったのですが、バイクは修復が必要で、その後はコースに出ることができませんでした。明日は気持ちを切り替え、またがんばって走ります」
青山博一|チーム監督
「チャントラ、ディマスの両選手はグランプリ開催サーキットの中でも有数の難コースを初めて走りました。チャントラ選手は、午前の雨の中の走行ですばらしい走りを見せてくれたのですが、午後の走行では一転して路面の状態がドライとなり、12コーナーで大きな転倒をしてしまいました。ライダーにケガがなくてよかったです。ディマス選手は、午前の走行で2回、午後の走行で1回転倒してしまい、理想的な出だしとはなりませんでした。2人のライダーにとって、まだまだ改善すべき点がありますので、明日の走行に期待します」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
---|---|---|---|---|
29 | 35 | ソムキャット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'35.923 |
32 | 20 | ディマス・エッキー・プラタマ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'37.224 |