チャントラ選手は、惜しくもQ2への進出圏内に入ることが出来ませんでしたが、すばらしい走りを見せ、初日を15番手で終えました。サリム選手は、バイクとコースの理解に努めつつ、走りの度に進歩を見せ30番手で終えました。
ゲリー・サリム(30番手)
「アラゴンはスペイン人ライダーが速く、多くのスペイン人ライダーがグリッドに並んでいます。0.001秒差でQ2進出を逃してしまいました。明日は雨が予想されているので、ちょっとがっかりです。雨でなければ、タイム差を縮めるため、バイクのセッティングを変更して走行します」
ソムキャット・チャントラ(15番手)
「世界選手権で走るmoto2のマシンに乗るのは初めてですので、今日はマシンを理解することに努めました。改善を進めていくにはもっと時間が必要です。ラップタイムは改善してきています。ステップバイステップで仕事を進めますが、コーナー進入時のような箇所で問題があります。全体的にはフィーリングもいいのでもっとたくさんの周回することが必要です」
青山博一|チーム監督
「ポジティブな一日となりました。サリム選手はプラタマ選手の代わりに出場することになりました。今日は、バイクのフィーリングをつかむために時間を使いましたが、少し悩んでいました。それでも、午後の走行では、タイムを1秒短縮することができ、まだまだ改善すべき点がある状態ですので、このまましっかりと走りこめれば、更に進歩を見せてくれるでしょう。チャントラ選手は、午前、午後、共にすばらしい走りを見せ、改善が続いています。トップとのタイム差も接近していて、Q2に進むことができるかもしれない順位まで接近しました。明日は、天候が雨と予想されていますので、Q1で走行し、Q2に進めるのであれば、雨のコンディションで走ったあとのQ2となりますので、悪くはないかもしれません。改善すべき点は分かっていますので、明日しっかりと彼をサポートしてあげたいです」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
---|---|---|---|---|
15 | 35 | ソムキャット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'53.500 |
30 | 20 | ゲリー・サリム | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'55.950 |