チャントラ選手は、ポイント圏内に迫る走りを見せましたが、惜しくも16位でゴール。ゲリー選手は、初めての世界選手権を完走し、29位でゴールしました。
ソムキャット・チャントラ(16位)
「18番手からスタートし、レースの間、ずっと他のライダーとのバトルとなりました。最後にはリアタイアのグリップがなくなり、バトルを続けることが出来なくなってしまいました。最終ラップの前にミスを犯してしまい、ポイント獲得のチャンスを逃してしまいました。結果を出すことが出来ませんでしたが、いい週末だったと思います。次は母国タイでのレースです。タイでお会いしましょう」
ゲリー・サリム(29位)
「初めての世界選手権でのレースでした。レースの間、いろいろな問題にぶつかりました。自分のペースをつかめず、リアタイヤもスピンしてしまい、コントロール出来ませんでした。その中で、ルイウ選手とバトルを繰り広げ最終コーナーで彼を抜いたのですが、最後にはまた抜き返されてしまいました。このような貴重な機会をくれた、HondaとIDEMITSU Honda Team Asiaには感謝しています」
青山博一|チーム監督
「我々の2人のライダーにとっては簡単な一日とはなりませんでした。しかし、今持てる力をすべて出し切れたレースだったと思います。チャントラ選手は今週末、いいリズムで走れていました。レースでは序盤に中団グループで多くのライダーと競い合っていましたが、そこでタイムをロスしてしまいました。ロカテリ選手を追い越し、ポイントを獲得するため更にプッシュしましたが、時間が足りませんでした。いいレースをしていただけに、ポイントが取れなくて残念です。ゲリー選手ですが、マシンを理解するに時間が足りませんでした。またレース序盤、5、6周したところからリアタイアのフィーリングに悩まされました。今週末、彼はこのリアタイアの問題で、コンスタントに走れず、またペースをつかむことが出来ませんでした。ゲリー選手にはこのチームで一緒に働いてくれたことに感謝します。次戦、タイでのレースからディマス選手が復帰します。タイでのレースに期待しています」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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16 | 35 | ソムキャット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 40'07.836 |
29 | 31 | ゲリー・サリム | IDEMITSU Honda Team Asia | 41'01.558 |