FP3で快走し、トップタイムに0.5秒まで迫る走りをみせたソムキャット・チャントラは、予選Q2進出を逃しましたが、わずか0.2秒差まで迫ることができました。一方でディマス・エッキー・プラタマも進歩を見せ、今週末のへレスでのタイムを1秒短縮する走りをみせました。
ソムキャット・チャントラ(21番手 / 1'41.932)
「今日、自分が出した41秒9というタイムにとても満足しています。トップに近づけた走りができたFP3での走りは、今の自分にとっては完ぺきだったと思います。Q1も同様でQ2に進出できる可能性もありました。今日はすべてがうまくいきました。明日のレースでの自分の走りに期待しています」
ディマス・エッキー・プラタマ(29番手 / 1'42.756)
「セクター1でタイムロスが大きいので、Q1で少しセッティングを変更し、自分のライディングスタイルも見直しました。この走行の中で、自分自身の進歩がみられたことはとても大きいことです。レースに向けての基本的なセッティングはできているので、明日のウォームアップ走行のときには、自分のライディングスタイルをもっと詰めていきます。レースでは集中してレースを楽しめるようにします」
青山博一|チーム監督
「我々、2人のMoto2ライダーにとっては、ラップタイムも更新でき、またリズムよく走れることができたとてもポジティブな一日となりました。チャントラ選手はトップのラップタイムとの差が少なく、Q2進出も見えてきました。Moto2ライダーのルーキーとして考えると、41秒台というタイムは実にすばらしいものです。昨日、自分の走りに悩んでいたディマス選手ですが、今日は進歩があり、上位との差を縮めることができました。2人のライダーの順位はベストではありませんが、明日のレースに向けて前向きに捉えることができる内容でした」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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21 | 35 | ソムキャット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'41.932 |
29 | 20 | ディマス・エッキー・プラタマ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'42.756 |