CEVレプソルインターナショナル選手権の第7戦のMoto3クラスが開催されました。予選でポールポジションを獲得したのは、ジェレミー・アルコバ(ハスクバーナ)、5番手に山中琉聖(Junior Team Estrella Galicia 0,0)。10番手に埜口遥希(Asia Talent Team)、13番手にマリオ・アジ(Astra Honda Racing Team)、23番手にビリー・バン・エールデ(Asia Talent Team)がつけました。
決勝では、アルコバが好スタートでホールショットを奪い、2番手にはバリー・バルトゥス(KTM)が浮上、3番手にカルロス・タタイ(KTM)、4番手に山中が続きました。3ラップ目、タタイ(KTM)が首位を奪います。タタイ、アルコバ、バルトゥス、山中、ダニエル・オルガド(Junior Team Estrella Galicia 0,0)が僅差で続きます。このトップ争いのわずか後方にセカンドグループの大集団が続きます。
4ラップ目のトップはアルコバ、5ラップ目にはタタイ、7ラップ目には山中と首位が目まぐるしく変わります。トップ集団は16台が連なり、周回を重ねます。14ラップ目にはタタイが首位を奪い、アルコバ、バルトゥスが集団を抜け始めます。単独4番手にはオルガド、それを埜口、山中が追います。さらに、オルガドもトップ集団に追いつき、セカンドグループを埜口が引っ張る展開となります。
その後、トップ争いはアルコバ、タタイ、オルガド、バルトゥス、山中の5台に。最終ラップの攻防を制したアルコバが優勝、2位にオルガドとなり、3位バルトゥス。山中は5位、埜口は転倒後、再スタートして27位でチェッカーを受けました。アジ、エールデはリタイアとなりました。
山中琉聖(5位)
						 「1本目走ったときはコースが狭く難しい印象がありましたが、2本目からはペースをつかみ、いい感じで走れていました。最終グリッドは5番手でしたが、予選2ではトップタイムを取ることができていたので、手応えはありました。決勝では仕掛けるタイミングを見ていましたが、ポジションキープが難しかったです。レース後半にブレーキでミスをしてはらんだときに、何台かに抜かれてしまいました。パッシングポイントが少ないコースなのに、無理したことで、前との差ができてしまいました。最終的に5番手までばん回することができましたが、レースウイークを通して、いい流れで来れていただけに、とても悔しいレースになりました。次は日本GPに参戦するので、そちらでもしっかりがんばります」
「1本目走ったときはコースが狭く難しい印象がありましたが、2本目からはペースをつかみ、いい感じで走れていました。最終グリッドは5番手でしたが、予選2ではトップタイムを取ることができていたので、手応えはありました。決勝では仕掛けるタイミングを見ていましたが、ポジションキープが難しかったです。レース後半にブレーキでミスをしてはらんだときに、何台かに抜かれてしまいました。パッシングポイントが少ないコースなのに、無理したことで、前との差ができてしまいました。最終的に5番手までばん回することができましたが、レースウイークを通して、いい流れで来れていただけに、とても悔しいレースになりました。次は日本GPに参戦するので、そちらでもしっかりがんばります」
埜口遥希(27位)
						 「今回は練習から調子がよく、単独でもタイムが刻めていましたが、金曜日の転倒をはじめ、予選1でも転倒してしまい、アタックするタイミングを逃してしまいました。予選2の厳しいコンディションで3番手(総合では10番手)につけることができていました。スタートがうまくいき、トップグループに加わることができました。何カ所か自分の強いところがあり、そこで詰めて、前に行きたかったのですが、ラスト3周で転倒してしまいました。残念ですが、内容自体はよかったので、バレンシアでは自信を持って単独でペースを刻んで力強さを見せたいと思います」
「今回は練習から調子がよく、単独でもタイムが刻めていましたが、金曜日の転倒をはじめ、予選1でも転倒してしまい、アタックするタイミングを逃してしまいました。予選2の厳しいコンディションで3番手(総合では10番手)につけることができていました。スタートがうまくいき、トップグループに加わることができました。何カ所か自分の強いところがあり、そこで詰めて、前に行きたかったのですが、ラスト3周で転倒してしまいました。残念ですが、内容自体はよかったので、バレンシアでは自信を持って単独でペースを刻んで力強さを見せたいと思います」
| 順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 52 | J.アルコバ | ハスクバーナ | 19 | 30'29.020 | 
| 2 | 96 | ダニエル・オルガド | Honda | 19 | +0.060 | 
| 3 | 99 | C.タタイ | KTM | 19 | +0.423 | 
| 4 | 7 | B.バルトゥス | KTM | 19 | +0.435 | 
| 5 | 6 | 山中琉聖 | Honda | 19 | +0.748 | 
| 6 | 24 | ハビエル・アルティガス・ロペス | Honda | 19 | +1.629 | 
| 12 | 23 | ダビデ・ピッツォーリ | Honda | 19 | +3.710 | 
| 14 | 76 | フリアン・ジラル | Honda | 19 | +8.812 | 
| 16 | 30 | マックス・クック | Honda | 19 | +12.778 | 
| 20 | 36 | イザム・イクマル | Honda | 19 | +14.527 | 
| 22 | 88 | マッテオ・パタッカ | Honda | 19 | +15.221 | 
| 25 | 28 | マッテオ・ベルテッレ | Honda | 19 | +24.542 | 
| 27 | 32 | 埜口遥希 | Honda | 19 | +31.351 | 
| 29 | 65 | 有田光 | Honda | 19 | +34.653 | 
| 30 | 27 | アレックス・ディエス | Honda | 19 | +1'00.515 | 
| RT | 31 | スコット・オグデン | Honda | 12 | +7Laps | 
| RT | 34 | マリオ・アジ | Honda | 4 | +15Laps | 
| RT | 29 | ビリー・バン・エールデ | Honda | 3 | +16Laps | 
| RT | 78 | イディル・マハディ | Honda | - | 
| 順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | 52 | J.アルコバ | ハスクバーナ | 179 | 
| 2 | 99 | C.タタイ | KTM | 130 | 
| 3 | 24 | ハビエル・アルティガス・ロペス |  | 124 | 
| 4 | 7 | B.バルトゥス | KTM | 121 | 
| 5 | 6 | 山中琉聖 |  | 100 | 
| 6 | 96 | ダニエル・オルガド |  | 87 | 
| 7 | 33 | 國井勇輝 |  | 83 | 
| 9 | 23 | ダビデ・ピッツォーリ |  | 55 | 
| 14 | 32 | 埜口遥希 |  | 31 | 
| 16 | 34 | マリオ・アジ |  | 26 | 
| 22 | 76 | フリアン・ジラル |  | 19 | 
| 23 | 28 | マッテオ・ベルテッレ |  | 16 | 
| 26 | 30 | マックス・クック |  | 10 | 
| 28 | 65 | 有田光 |  | 2 |