全日本ロードレース選手権



	▲開幕３連勝でチャンピオンへ一気に駆け上った青山周平。全日本３年目での栄冠

　GP125クラスの開幕戦、第３戦筑波は劇的なフィニッシュとなった。最終ラップで３位からスパートをかけた青山周平が、菊池寛幸と激しいバトルを繰り広げ、写真判定の末にうれしい全日本初優勝を飾った。勢いに乗った18歳の若武者は、第４戦鈴鹿、第５戦もてぎを制して開幕３連勝を達成。ランキングで断突のトップに立った。そんな青山の連勝に待ったをかけたのもHonda勢。第６戦オートポリスは葛原稔永が、第７戦SUGOは菊池が制した。しかし青山はその両レースでも表彰台を獲得しポイント首位を堅守。最終戦第８戦TIでも３位に入り、全戦で表彰台を獲得しての堂々のチャンピオン獲得となった。Honda勢は開幕戦の表彰台独占を皮切りに５連勝、最終戦こそ優勝を逃したものの、このクラスでの圧倒的優位を見せつけた。個人ランキングは菊池と葛原が同点で４位に入り、チームランキングは青山のTeam HARC-PRO.が、ST600とのダブルタイトルを獲得した。

POS	RIDER	BIKE	TTL	3	4	5	6	7	8
1	青山周平	Honda	107	20	20	20	17	15	15
2	井出敏男	Yamaha	91	11	17	13	13	17	20
3	山本武宏	Yamaha	71	7	8	15	15	13	13
4	菊池寛幸	Honda	67	17	13	-	-	20	17
4	葛原稔永	Honda	67	13	11	8	20	6	9
6	小室旭	Honda	60	15	-	17	11	7	10
7	岡田純一	Honda	43	8	9	11	-	4	11
8	S.Chaemsap	Honda	40	-	6	7	9	10	8
9	菅谷慎一	Honda	31	10	-	10	-	11	-
10	松井剛	Yamaha	30	4	3	4	10	3	6
11	葛原大陽	Honda	27	-	15	-	-	5	7
11	柚木伸介	Honda	22	-	10	-	4	8	-
13	須磨貞仁	Honda	17	-	7	-	6	-	4
14	波多野祐樹	Chevrolet	16	-	5	9	2	-	-
15	持田昭裕	Honda	12	5	1	6	-	-	-

		Round. 1　　 3/23　　鈴鹿サーキット(JSB1000)		Round. 5　　 7/20　　ツインリンクもてぎ
		Round. 2　　 4/27　　スポーツランドSUGO(ST600)		Round. 6　　 8/24　　オートポリス
		Round. 3　　 5/11　　筑波サーキット		Round. 7　　 9/14　　スポーツランドSUGO
		Round. 4　　 5/25　　鈴鹿サーキット200km		Round. 8　　10/19　　ITサーキット英田