コメント

畑尾樹璃(LADIES・優勝)
「昨年はスポーツランドSUGOでの全日本はすべて勝って、SUGOでの4連勝と、前戦からの連勝をかけて臨んだのですが、なんだかまるで乗れていなくて、予選は11番手。決勝日朝の公式練習でも、調子は悪いままでした。ところが決勝になったら、突然スイッチが入ったようです。実は予選の順位が悪かったので、自分が好きなスターティンググリッドは埋まってしまうだろうと予想していたのですが、思いがけずそこを選択することができ、気持ちに余裕が生まれました。今日はついているはずと思ったら、スタートではやや出遅れながらも自分の前が開き、すぐに2番手。レースの終盤では、川井選手に抜かれたのに向こうが軽くミスしてくれたおかげで勝てたので、本当にラッキーな一日でした」

川井麻央(LADIES・2位)
「レース序盤は前に2人のチームメートがいる状況でしたが、1周目は畑尾選手もなかなか小野選手を抜くことができず、その後ろにいた自分はミスで少し遅れ、ハードなレースになる予感がありました。でも、畑尾選手が小野選手を抜いてからは、自分の走りもよくなり、レース中盤は畑尾選手をうまくマークできていたと思います。終盤、一度は畑尾選手を抜きましたが、自分が軽くミスしてしまい、その間にまた畑尾選手が前になってしまいました。最終ラップまであきらめずに攻めましたが、スピードでは互角でも、荒れた路面での経験値などは畑尾選手のほうが上でした。シーズン序盤で2勝されているので、次戦こそ畑尾選手の連勝を止めたいです」

竹内優菜(LADIES・4位)
「スタート直後に他車の幅寄せを受け、1コーナーに進入したときには先頭からだいぶ遅れてしまいました。それでも6番手まではすぐに上がれたのですが、なかなか自分のペースがつかめず、安原選手を抜くのに手間取ってしまいました。レース終盤にリズムがよくなり、ラストラップに2つ順位を上げましたが、目標としていた優勝どころか、表彰台にすら届きませんでした。予選もトップでしたし、日曜日朝の練習走行とかも調子がよかっただけに、スタートさえ決まっていればという想いが強いです。次戦に向け、スタート練習もそうですが、トレーニングの量を増やして、ばん回していきたいと思います」